【花言葉特集】カスミソウ(かすみ草)の花言葉!色で違う花言葉?贈り方も解説!

繊細な美しさを放つカスミソウ(霞草)

カスミソウ(かすみ草)の花言葉とは?主な種類や贈り方について解説!

カスミソウは、そのふんわりとした小さな花々とレースのような繊細な姿が魅力の花です。

派手な主役の花をさらに際立たせる、絶妙なサポート役としても知られています。

小さな白い花が集まるカスミソウには、その特徴を象徴するような美しい花言葉があります。

この記事では、花束やアレンジメントでの取り入れ方が容易で、ギフトにも欠かせないカスミソウの色ごとの花言葉、特性、贈り方や飾り方について解説します。

カスミソウをプレゼントに加えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

カスミソウ(かすみ草)の花言葉

フルールウルーズさんのカスミソウのナチュラルブーケ

カスミソウの花言葉とその由来

カスミソウは、「感謝」「幸福」「無邪気」「親切」といったポジティブな花言葉を持っています。

特に、「Baby’s breath(赤ちゃんの吐息)」という英名が示すように、無邪気さを表す花言葉がつけられています。

この清らかで純粋な花言葉は、別れの場面での使用にも適しています。

一部では、かすみ草の花言葉に不吉な意味があると誤解されることがありますが、そのような意味合いは実際にはありません。お葬式などで故人を弔う際に枕花として使われることが多いため、誤ったイメージが生じたと考えられます。

また、かすみ草は本数によって花言葉の意味が変わることはなく、どんな場面でも安心して贈ることができる花です。そのため、さまざまなシーンで気兼ねなく使用することが可能です。

色ごとに異なるかすみ草(カスミソウ)の花言葉

かすみ草のカラフル花束 | 沖縄県・豊見城市のお花屋さん。happy ...

カスミソウは様々な色に染められ、それぞれ異なる花言葉を持っています。

インテリアやギフト選びに色別の花言葉を取り入れると、より特別な意味を込めることができます。

白色のカスミソウの花言葉

白色のカスミソウは「夢見心地」の花言葉を持ちます。

清らかな白は「感謝」「幸福」「無邪気」「親切」の花言葉と共に、「清らかな心」を象徴しています。

祝事に最適な花で、あらゆる花との相性も良く、人気の高い色です。

ピンク色のカスミソウの花言葉

ピンク色のカスミソウは「切なる願い」や「感激」という花言葉を持ちます。

桃色の優しい雰囲気が特徴で、心の高まりや感謝の気持ちを伝えるのにふさわしい色です。

ドライフラワーとしても長く楽しめます。

青色のカスミソウ

青色のカスミソウには「無邪気」と「清い心」という花言葉があります。

この誠実な色と控えめながらも魅力的な花姿は、控えめながらも存在感を放ちます。

紫色のカスミソウの花言葉

紫色のカスミソウは「清らかな心」という花言葉を持ちます。

神秘的で高貴な色合いの紫は、長い間高く評価されてきました。

紫色のカスミソウは、その見た目と花言葉が神秘的な印象を与えます。

赤色のカスミソウの花言葉

赤色のカスミソウは「感激」という花言葉を持っています。

赤い色の情熱的で喜びに満ちたイメージが、花言葉の背景となっています。

赤いカスミソウは、喜びや情熱の象徴として贈るのに適しています。

黄色いカスミソウの花言葉

「黄色いカスミソウ」には、独自の花言葉が定められているわけではありません。

しかし、一般的に黄色は「希望」や「明るさ」、そして「幸福感」を象徴する色として知られています。

このような意味を持つ黄色いカスミソウを贈れば、受け取る人を明るい気持ちにさせ、笑顔を引き出すことが期待できます。

カスミソウの花言葉でさらなる感動を贈ろう!

Florilege(フロリレージュ)さんのpink&red mix baby's breath swag

カスミソウには、それぞれの色に合わせた花言葉があります。プレゼントを考えている際は、花の色と花言葉を合わせて、素敵なギフトを選んでみてはいかがでしょうか。

そして、さらに喜んで感動してもらえるポイントはお花に付けるメッセージカードです。花言葉を活用することをオススメします。

よくお花を贈ったり、贈られたりするフラワーギフトですが、

「結婚おめでとう」「お誕生日おめでとう」「HAPPY BIRTHDAY」「結婚記念日おめでとう」等のメッセージは添えたりすることはあります。

でも、花言葉のメッセージをつけてお花を贈る人、贈られた人ってあまりいないですよね⁉

「なぜそのお花を贈ったのか」、「何故その色(カラー)をメインにしたのか」をたった一言の花言葉を添えて贈るだけで喜びや感動は何倍にもなります。

大変もったいないことです。是非花言葉を活用しましょう!

カスミソウ(かすみ草)って、どんな花?

カスミソウ(霞草)の特徴と分布

カスミソウ、またの名を霞草と呼ばれるこの植物は、ナデシコ科ギプソフィラ属に分類され、地中海沿岸からアジア地域にかけて約120種類が存在します。

日本国内では主に春から初夏の5月から7月にかけて、その開花のピークを迎えます。

漢字で「霞草」と記されるカスミソウは、英名「Baby’s breath(赤ちゃんの吐息)」とも呼ばれ、最大で約1メートルの高さに成長し、小さな花を密集させて咲かせます。満開時にはまるで霞が漂っているような美しい姿を見せます。

和名の「霞草」は、細かく分岐した枝に無数の小さな花を咲かせる様子が春霞を連想させることから名付けられました。

学名「Gypsophila」は、石灰質の土壌を好むこの植物の性質から、「石膏」を意味するギリシャ語の「Gypsos」と「愛する」を意味する「Philos」の組み合わせに由来しています。

カスミソウは年間を通じて流通しており、ブーケや花束にも頻繁に使用されています。

カスミソウの種類と特性

カスミソウには、主に2つのグループが存在します。かすみ草は「一年草」と「宿根草」の2種類にわけられます。これらはそれぞれ異なる特徴を持っており、用途に応じて使い分けられます。

一年生のカスミソウ

カスミソウ

このグループに属するカスミソウは一年草で、原産地はウクライナやコーカサス地方です。花壇や鉢植えによく用いられる品種で、特に小ぶりの花を咲かせることが特徴です。一重咲きの形態を持ち、白色だけでなく薄いピンク色の花をつける品種もあります。

・宿根カスミソウ(多年草)

もう一つのグループは宿根カスミソウとして知られる多年草です。お花屋さんで一般的に見かける切り花のカスミソウはこのグループに属します。地中海沿岸からシベリアが原産地で、細い茎に八重咲きの白い花を豊富に咲かせるのが特徴です。

また、カスミソウは一般に白い花が多いですが、天然の淡いピンク色や、切り花用に着色された水色やパープルなども市場に出回っています。

これらは染めやすく乾燥させやすいため、ドライフラワーとしても人気が高いです。

カスミソウ(かすみ草)の開花と出荷時期

カスミソウの開花は主に5月から8月にかけて見られます。

市場には一年草のカスミソウが鉢植えや苗として10月から翌年の5月にかけて多く出回ります。

一方で、切り花として利用される多年草の宿根カスミソウは、年間を通じて出荷されることが多いです。

価格はやはり冬場は自然にではなく、ビニールハウスの中で重油を焚いて生産出荷されるので高いです。でもその分持ちが大変よいので、長い期間楽しめますね。

カスミソウ(かすみ草)の喜ばれる贈り方のコツ

カスミソウはその繊細な美しさからプレゼントとしても人気があります。ここでは、喜ばれるカスミソウの贈り方をご紹介します。

カスミソウと他の花と組み合わせる

カスミソウは従来、花束やアレンジメントの脇役として活躍してきました。

最近ではカスミソウ単体のフラワーギフトも見られますが、プレゼントとして他人に贈る際は、その人の好みや感性を考慮することが重要です。

カスミソウだけのアレンジメントを洗練されていると感じる人もいますが、中には主役級の花がないと不十分と感じる人もいるため、カスミソウを贈る際は、他の花との組み合わせを考慮すると良いでしょう。

花束・ブーケ・アレンジメントとして贈る

カスミソウは単独でも美しいですが、他の花と合わせることでその魅力をさらに引き出すことができます。

特に花束やブーケが人気ですが、準備されたアレンジメントやリースも好まれています。

これらは手軽に飾ることができ、特別な技術がなくても楽しめるため、プレゼントとして喜ばれます。

カスミソウを贈る場合は、これらの形式での贈り方がおすすめです。

カスミソウを長持ちさせる飾り方のコツ

カスミソウ(かすみ草)を花束やブーケとして受け取った際に、その美しさを長く楽しむための飾り方のコツをご紹介します。

飾り方のコツ:余分な葉を取り除き、斜めに茎を切る

カスミソウを飾る前には、まず花瓶に入れる部分の葉をすべて取り除きます。水中に葉があると雑菌の繁殖を促すためです。

茎の先端を1~2cm程度斜めに切り落とし、水分を吸い上げやすくしましょう。

飾り方のコツ:カスミソウは浅水で生ける

カスミソウは浅水で生けるのが適しています。茎が3~5cm程度水に浸かる程度で十分です。

浅水の状態で毎日水を替え、直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所に置くことが望ましいです。

飾り方のコツ:他の花と一緒に飾る場合の注意点

カスミソウを他の花と一緒に飾る場合は、水の量に注意が必要です。

バラのように深水で生ける花とカスミソウは相性が良くないため、浅水で生ける花と組み合わせることをおすすめします。

浅水で生ける花にはガーベラ、チューリップ、アネモネ、ラナンキュラス、ヒマワリ、ダリア、リシアンサスなどがあります。

一方、深水で生けるべき花にはバラ、スイートピー、ライラック、シャクヤク、アジサイなどが含まれます。

カスミソウ特有の匂いとその対策

カスミソウには時として特有の匂いがあると感じられることがあります。

この匂いの原因は、カスミソウの栽培に用いられるアンモニア成分の肥料によるものです。

インターネット上では「カスミソウの匂いが苦手」という意見も散見されます。

一度ついた匂いを完全に取り除くのは困難ですが、匂いを軽減する方法として、風通しの良い場所での飾り付けが効果的です。

さらに、消臭剤や好みのルームフレグランス、香水を利用すると、匂いを和らげることができます。

また、近年では匂いが少ない品種のカスミソウも増えているため、そうした品種を選ぶのも一つの方法です。

カスミソウはお祝のフラワーギフトに最適

一年中手に入るカスミソウは、さまざまなお祝いのシーンでの贈り物として最適です。ここでは、特にお祝いに適したシーンを2つピックアップして紹介します。

結婚式でのカスミソウ

結婚式には、カスミソウが特におすすめです。

小さくて白い花がたくさん咲くカスミソウは、ブーケとしても映え、純白のウェディングドレスとの相性も抜群です。

カスミソウのみでブーケを作るのも良いですし、バラやハーブなどと組み合わせると、更に香り高く華やかなアレンジメントが完成します。

誕生日の贈り物としてのカスミソウ

また、カスミソウは誕生日のプレゼントとしても最適です。

4月4日がカスミソウの誕生花であることから、特に4月生まれの方への贈り物には最適です。

切り花やブーケはもちろん、華やかな花束として贈るのも素敵です。5,000円から10,000円程度の価格帯で選ぶと、特別感のあるギフトになります。

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【出産祝い】カスミソウの花束可憐で優しいカスミソウの花言葉は「幸福・感謝」

「花キューピット」は、カスミソウを含む様々な季節の花々を取り揃えているフラワーギフトサービスです。

誕生日や記念日向けの花束やアレンジメント、自宅で楽しむための生花など、多彩な選択肢を提供しています。

花の種類別、贈るシーン別、予算に合わせた検索機能も備えており、翌日到着のスピード配送や海外への配送サービスも利用可能です。

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カスミソウ(かすみ草)に関するFAQとその回答

カスミソウに関してよくある質問とその答えをまとめました。贈り物や栽培を考えている際に、ぜひ参考にしてください。

カスミソウの花言葉とは?

カスミソウには「感謝」「幸福」「無邪気」「親切」といった花言葉があります。色によって異なる花言葉を持つことも特徴で、例えばピンクや赤は「感激」を表し、白は「清らかな心」としてウェディングシーンにも好まれます。

カスミソウに不吉な花言葉はあるの?

カスミソウには不吉な花言葉は存在しません。お葬式などでよく使われることからそういったイメージがあるかもしれませんが、その清純な花言葉がお別れの場にも適しているためです。

カスミソウの種蒔きはいつが良い?

カスミソウの種蒔きは春か秋に行うのが適しています。春蒔きは3月~5月、秋蒔きは10月~11月が理想的です。種蒔きに最適な気温はおよそ20℃とされています。

カスミソウの増やし方について

カスミソウは種蒔きと挿し木によって増やすことができます。種蒔きは春秋の適温時に、挿し木は4月~5月や9月~10月に行います。挿し木では、丈夫で太い枝を約5cm程度に切り、植え付けます。初心者には挿し木の方が向いているとされています。

最後に

カスミソウの魅力とプレゼント時のポイントをお届けしてきました。

カスミソウはその清純な花言葉と繊細な美しさで、プレゼントに不可欠な花です。ここでは、カスミソウの色による花言葉、種類、特徴、贈り方、飾り方などをご紹介しました。

カスミソウは、その控えめな美しさで他の花々を引き立てる存在として花束やブーケ、アレンジメントに欠かせません。近年ではカスミソウ単体での使用も人気を集めています。

プレゼントをする際にはいくつか注意点がありますが、カスミソウの特性を理解し、上手に取り入れることで、喜ばれるフラワーギフトになるでしょう。

大切な人へのギフト選びに、カスミソウの花言葉を活かして楽しんでみてください。

 

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