喪中はがきの正しい書き方・時期・返信マナーまで完全ガイド【文例あり】
✉️ はじめに:喪中はがき、どう書く?誰宛てに出す?
身内にご不幸があった場合、年末が近づくにつれ悩むのが「喪中はがき」。
-
いつまでに出すべき?
-
岳父・義理の家族の場合も出す?
-
連名はどう書く?
-
絵柄入りの喪中はがきってマナー的にOK?
この記事では、喪中はがきに関する疑問をまるごと解決!
文例・マナー・出す時期・返信の仕方・郵便局のサービス情報まで、これ一つで安心です。
📅 喪中はがきを出す時期はいつ?
▶️ 出す時期:11月上旬〜12月初旬が目安
-
相手が**年賀状の準備を始める前(11月中)**が理想です。
-
遅くとも12月10日ごろまでに届くように出しましょう。
📝遅れた場合は「寒中見舞い」でお知らせするのも可(1月7日以降)
🧑🤝🧑 差出人は連名にできる?家族での出し方マナー
-
夫婦や親子連名での記載はOK(「姓」が同じ場合)
-
違う姓の場合は、差出人欄を左右に分ける or 家族紹介風に記載すると丁寧です
例:
もしくは、
🧓 岳父が亡くなった場合の表現は?
▶ 文中では「義父」ではなく「岳父(がくふ)」と表記するのが一般的です。
例文内の敬称例:
本年〇月に 岳父 田中太郎 が永眠いたしました
※「義父」「主人の父」などは避け、**喪中はがきでは格式ある表現(岳父・母など)**を使いましょう。
🖊 喪中はがきの基本構成と文例(一般用)
▶ 基本構成:
-
年賀欠礼の挨拶
-
故人と自分の関係/逝去の報告
-
日頃の感謝と今後の変わらぬお付き合いへのお願い
-
日付(年号不要が一般的)
-
差出人の住所・氏名
📄 文例(一般・岳父が亡くなった場合):
喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます。
本年○月に 岳父 田中太郎 が享年八十二歳にて永眠いたしました。
生前のご厚情に深く感謝いたしますとともに、
今後とも変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます。令和〇年〇月
(住所)
(差出人名)
🎨 絵柄入り喪中はがきはOK?郵便局でも販売中!
▶ 「絵柄入り=NG」という誤解はもう古い!
最近では、郵便局や印刷会社で「落ち着いた花柄」「無地に薄墨文字」など上品な絵柄入り喪中はがきが販売されています。
📮 郵便局の喪中はがき特徴(2024-2025年版):
-
薄墨トーンの蓮の花、秋草、銀杏など落ち着いたデザイン
-
全国の郵便局 or ネット注文可(宛名印刷サービスあり)
-
1枚〜注文OK・投函代行も対応(希望者)
👉「郵便局 喪中はがき 印刷」で検索すると公式ページにアクセス可能です。
💌 喪中はがきを受け取ったら?返信は必要?
▶ 通常は返信不要。
ただし、「お悔やみの気持ちを伝えたい」と思ったら…
✅ 「寒中見舞い」で返すのが丁寧!
時期:1月7日〜2月3日ごろまで
内容:
-
お悔やみの気持ち
-
年始の挨拶を控える旨
-
相手の体調を気遣う文面
📄 文例:
寒中お見舞い申し上げます。
ご服喪中とのこと、お寂しい年の瀬をお過ごしのことと拝察いたします。
心よりお悔やみ申し上げますとともに、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
📝 まとめ:喪中はがきの正しいマナーと対応早見表
項目 | 内容 |
---|---|
出す時期 | 11月上旬〜12月初旬 |
差出人の連名 | 同姓なら可/異姓は左右に分ける or 個別記載 |
岳父の表現 | 義父ではなく「岳父」と表記する |
絵柄付きはがき | マナー違反ではない/郵便局でも販売中 |
返信 | 基本不要/寒中見舞いで返すのが丁寧 |
💬 最後に:相手を思いやる気持ちが一番のマナー
喪中はがきは形式も大切ですが、相手に年賀状を控えてもらうお知らせ=心遣いの一つ。
大切なのは「丁寧に伝えること」なので、
形式に縛られすぎず、あなたらしい思いやりのこもった言葉で届けましょう。