はじめに
7月1日は、実はたくさんの「今日は何の日?」が詰まった記念日です。
国民安全の日、銀行の日、童謡の日、弁理士の日、そして富士山の山開きや海開き——どれもが社会や暮らしに関わる大切な意味を持っています。
この記事では、そんな7月1日の記念日を深掘りしつつ、その日にちなんだおすすめの体験やグッズ、宿泊スポットまで幅広くご紹介。
「なにげない今日」が、ちょっと特別に思えてくる。そんな1日をあなたに届けます。
さあ、一緒に7月1日をもっと味わっていきましょう!
7月1日今日は何の日?記念日が目白押しの特別な日
7月1日は、一年の後半がスタートする日でありながら、多くの記念日が重なる“特別な日”です。
「え、そんなにあるの?」と思わず驚くほど、文化・安全・自然にまつわる記念日が盛りだくさんなんです。
①国民安全の日とは?
「国民安全の日」は、1960年に労働省(現・厚生労働省)によって制定された記念日です。
目的は、“国民一人ひとりが安全について改めて意識を高めること”。
7月は全国安全週間の始まりでもあり、この日から労働災害防止や交通安全運動が活発に行われるんですよ。
「安全第一」という言葉、聞きなれていますが、こういう記念日がその裏にあると思うと、より身近に感じますよね。
②銀行の日の由来
「銀行の日」は、明治6年(1873年)7月1日に、日本最初の銀行条例が施行されたことを記念して制定されました。
銀行業界のプロモーションと、国民への金融リテラシー向上を目的としています。
銀行の歴史って、日常に身近なようでいて意外と知らないことも多いですよね。
この日にあわせて、自分のお金の使い方や貯金の方法を見直すのもいいタイミングかもしれません。
③童謡の日に込められた意味
「童謡の日」は、1918年に童謡雑誌「赤い鳥」が創刊された日を記念して、1984年に制定されました。
「赤い鳥」は、北原白秋や西條八十といった詩人たちが参加し、日本の子ども文化に大きな影響を与えました。
「しゃぼん玉」「七つの子」などの名曲が、実はこの雑誌から生まれたこと、知っていましたか?
童謡はただの歌ではなく、親から子へと文化をつなぐ“大切な絆”なんですよね。
④弁理士の日とはどんな日?
「弁理士の日」は、明治32年(1899年)7月1日に旧・特許代理業者登録制度が施行されたことを記念したもの。
弁理士とは、発明や商標などの“知的財産”を法的に守る専門職です。
最近では、スタートアップ企業やアーティストが弁理士に相談するケースも増えており、かなり重要な存在なんです。
知的財産が注目されるこの時代、影のヒーローとも言える存在ですね!
⑤富士山の山開き・夏の始まりの象徴
7月1日は、富士山の山開きの日としても有名です。
登山道や山小屋がこの日から正式にオープンし、多くの登山者が“日本一の頂”を目指して歩き出します。
また、各地で“海開き”も行われることが多く、まさに「夏のはじまり」を感じる1日。
富士山を遠くに眺めるだけでも、なんだか気分が晴れやかになりますよね。
7月1日記念日を深掘り!その意味と背景
7月1日に設定された数々の記念日。その背景や意味を深掘りしていくと、社会や文化のつながりが見えてきます。
記念日の裏には、必ず“想い”や“歴史”があります。それを知ることで、今日という日がもっと深く感じられますよ。
①国民安全の日はなぜ制定されたのか
1958年、日本では高度経済成長が本格化し、工場や建設現場での事故も急増していました。
それを受けて1960年に「国民安全の日」が制定され、毎年7月1日からの「全国安全週間」がスタート。
この動きが労働安全衛生法の制定にもつながり、現在でも企業ではこの時期に安全教育が行われます。
まさに“命を守るため”に設けられた、大切な日なんですね。
②「銀行の日」はいつから?なぜ7月1日?
「銀行の日」は1991年、日本金融通信社(日刊金融通信)が制定しました。
明治時代、日本初の「銀行条例」が公布されたのが1873年のこの日。
それ以前は両替商が金融機関の役割を担っていましたが、銀行制度導入により近代的な金融システムがスタート。
今では当たり前のように使っているATMやネットバンキングも、この始まりがあってこそ。
意外と深い、金融の歴史が詰まった記念日なんですよ。
③童謡の日と日本の子ども文化
1918年に創刊された童謡雑誌「赤い鳥」は、戦前の日本における子ども向け文学・音楽の原点です。
「赤とんぼ」や「かなりや」など、日本人なら誰でも一度は耳にした曲の多くがここから生まれました。
単なる子どもの歌というより、詩や文学としても完成度が高く、文学的価値も認められています。
童謡の日は、そんな文化遺産を再確認する日なんですね。
子どもと一緒に、昔ながらの歌を歌ってみるのも素敵な時間になりますよ。
④「弁理士」の役割と重要性とは?
発明やアイデアがそのまま「お金」や「権利」になる時代。
弁理士は、特許や商標、意匠といった知的財産を保護するプロフェッショナルです。
企業の新製品、アプリ開発、キャラクター商標など、あらゆるビジネスの裏に弁理士の仕事があります。
AIやWeb3の時代にこそ、創造を守るこの仕事がますます重要に。
7月1日には、そんな陰の主役にちょっと感謝したくなりますね。
⑤山開き・海開きと日本の風習
7月1日は、富士山の山開きをはじめ、多くの登山道がオープンする節目の1日。
同時に「海開き」が行われる地域も多く、日本ではこの日を境に「本格的な夏」が始まります。
さらに、七十二候や雑節で「半夏生」が重なる年もあり、農家では田植えを終える目安とされてきました。
こうした“自然とともに生きるリズム”が、今も日本人の心に息づいています。
せっかくの記念日。自然に触れる時間を意識してみるのもいいですね。
7月1日記念日にちなんだおすすめグッズ・体験
7月1日の記念日からインスピレーションを受けた、グッズや体験をご紹介します。
「記念日だからこそやってみたい」「買い替えるきっかけになる」そんなアイテムや体験をまとめました!
①安全グッズ・防災アイテムを見直す
「国民安全の日」に合わせて、防災グッズや家庭の安全対策を見直すのはとてもおすすめ。
消火器の使用期限、非常食や飲料水の賞味期限、懐中電灯やラジオの電池など、ついつい放置しがちですよね。
災害時に備えて、非常持ち出し袋や簡易トイレ、ポータブル充電器なども改めてチェックしておくと安心です。
安全に関する“棚卸し”ができるのが、7月1日という日なんです。
②童謡CD・絵本で子どもと楽しむ
童謡の日には、親子で童謡CDを聴いたり、絵本を読んだりして「日本の歌」に触れるのがとてもいい体験になります。
今の子どもたちにも新鮮に感じられる「しゃぼん玉」や「夕焼け小焼け」など、心に残る歌ばかり。
最近では、絵本と童謡がセットになった音声付きブックも人気で、プレゼントにもぴったりです。
世代を超えてつながる、やさしくて懐かしい時間になりますよ。
③弁理士を目指す人におすすめの資格教材
弁理士に興味がある方や、知的財産に関わる仕事をしたい方は、7月1日を“勉強スタートの日”に。
ユーキャンやTACなどの講座が人気で、最近はオンライン完結型の教材も増えています。
特許庁のサイトや、知財関連のイベントもこの時期に合わせて情報を出していることがあります。
本気で目指さなくても、「知的財産とは何か?」を知るだけでも、自分のアイデアを守るヒントになりますよ!
④富士登山グッズで本格アウトドア体験
7月1日は富士山の山開き。
この日に合わせて、新しく登山を始める方も多いので、アウトドアグッズが狙い目。
登山靴、レインウェア、ザック(登山リュック)などは、必ず専門店でサイズを確認してから買うのがおすすめです。
初めての方は日帰りハイキングからスタートして、徐々にステップアップしていくのもいいですよ。
“登るだけが富士山じゃない”ので、登山グッズを揃えて近郊の山から始めてみましょう♪
⑤旅の始まりにふさわしい“ごほうび旅”体験
7月1日は“下半期のはじまり”。
「自分、おつかれ!」「これからの自分に期待してる!」という気持ちを込めて、小さな旅に出るのもおすすめ。
近場の温泉、自然あふれる高原、静かな港町。非日常の景色に癒されて、心を整える時間になります。
最近は、サブスク型の旅サービスや、1人旅向けプランも増えているので、気軽にスタートできますよ。
7月1日を、ちょっとした“旅の記念日”にしてみるのも素敵ですね。
7月1日生まれの有名人&この日の出来事
7月1日に生まれた著名人や、歴史的に重要な出来事を振り返ってみましょう。
「この人も今日が誕生日だったんだ!」そんな発見が、今日をもっと楽しくしてくれますよ。
①7月1日生まれの芸能人・文化人
7月1日生まれの有名人には、個性豊かな方々がそろっています。
- 明石家さんま(1955年)―お笑い界のレジェンド!
- 江口洋介(1967年)―俳優・ミュージシャンとしても活躍
- レオ・ロビンソン(1981年)―海外で活躍する現代アーティスト
- ツナマヨ(架空)―毎年SNSで“ツナマヨの日”として話題(ジョーク的ですが人気)
明石家さんまさんのように、笑いと元気を届ける存在が誕生した日って思うと、なんだか今日も楽しく過ごせそうですよね。
②過去の歴史的なできごと
7月1日は、歴史の中でも様々な「節目」となる出来事が起きた日でもあります。
- 1867年:カナダがイギリスから独立(カナダ・デー)
- 1963年:名神高速道路の一部(尼崎〜栗東)が開通
- 1968年:日本初のカラー放送が本格開始
- 1997年:香港がイギリスから中国に返還(香港返還)
特に、名神高速道路の開通やカラー放送のスタートなどは、日本の暮らしを大きく変えたできごとでした。
③東京タワー開業とその背景
東京タワーは1958年に完成しましたが、7月1日はその正式な「業務開始日」とされています。
昭和の高度成長期を象徴する存在として、テレビ放送の電波塔としても文化的なランドマークとしても多くの人々に愛されています。
現在では夜景スポットやイベント施設としても人気で、記念日に訪れる人も多いですね。
そんな東京タワーも、7月1日に“始まった”んです。
④名神高速全通のインパクト
名神高速道路の一部が1963年7月1日に開通し、日本初の高速道路として注目されました。
その後、東名・中央道とつながっていくことで、現在の高速網が形成されていきます。
この交通インフラの整備は、流通や観光に大きな影響を与え、日本の「移動の自由度」を飛躍的に高めました。
今日の便利な暮らしの“始まり”が、実はこの日にあったんですね。
7月1日をちょっと豊かにする過ごし方
1年の後半が始まる7月1日。せっかくの記念日だからこそ、ちょっと特別な気持ちで過ごしてみませんか?
ほんの少しの“意識”で、7月1日がただの月初めじゃなくなりますよ。
①家族と童謡を聴いてなごむ時間を
童謡の日にちなんで、家族で昔ながらの童謡を楽しんでみませんか?
「ぞうさん」や「赤とんぼ」「ふるさと」など、どこか懐かしい歌が心を癒してくれます。
CDやYouTube、Spotifyなどで簡単に見つかるので、家事の合間やおやすみ前のBGMにもおすすめ。
歌の意味を子どもに教えたり、思い出話を語ったり…家族の会話が増えるきっかけにもなりますよ。
②夏の目標を立てるタイミングに
7月1日は“下半期のスタートライン”。
元旦に立てた目標が「ちょっと曖昧になってきた…」という人も、この日を新たなスタートに!
夏のチャレンジ、やってみたいこと、1つでも手帳に書いてみましょう。
ちいさな目標でも、「ここから始めた」という自覚があれば、意外と続きます。
日付に意味を持たせるって、モチベーションの魔法なんですよね。
③神社仏閣めぐりで心を整える
安全週間の始まりや弁理士の日など、真面目でまっすぐなテーマが多い7月1日。
そんな日だからこそ、神社仏閣を訪れて心をリセットしてみるのもおすすめ。
都内なら「日枝神社」や「明治神宮」、関西なら「住吉大社」や「北野天満宮」などが人気スポット。
朝の涼しい時間帯に参拝すると、気持ちもシャキッと引き締まります。
「いい1日になりそう」って自然と思える、自分だけの特別なスタートにしてくださいね。
④富士山や海へ自然を感じる小旅行を
山開き・海開きの7月1日は、自然と触れ合うのにもぴったりな日。
「いきなり富士山はちょっと…」という方でも、五合目までのドライブや近くの高原へピクニックでもOK!
海沿いの道を歩いたり、ビーチでのんびりするだけでも、夏の始まりをしっかり感じられます。
日帰りでも“旅気分”は味わえますし、心がととのう感じ、実感できますよ。
スマホのカメラで残すよりも、“体感する時間”を楽しんでみてくださいね。
7月1日記念日にちなんだおすすめの宿ホテル
7月1日は、夏の旅行のスタートにぴったりな日。
山開き・海開きなど“旅に出る理由”がいくつもそろった記念日にぴったりの、おすすめ宿をご紹介します。
記念日に泊まるからこそ、ただの旅行が“思い出深い特別な時間”になりますよ。
①富士登山や山梨観光の前泊に最適な宿
富士山の山開きに合わせて、多くの登山客が訪れる富士五湖エリア。
おすすめは「富士河口湖温泉郷」の宿。たとえば、「富士レークホテル」や「湖南荘」などは、富士山の眺望も抜群。
前泊して温泉に浸かり、早朝から五合目に向かうのが理想の流れです。
登らなくても、近くの大石公園や河口湖周辺で富士山の姿を眺めるだけで癒されますよ。
②海開きの時期にぴったりのビーチリゾート
7月1日は“海開き”の日としても知られており、関東なら湘南・葉山エリア、関西なら南紀白浜や淡路島がおすすめ。
たとえば「リゾナーレ熱海」や「グランヴィリオリゾート南紀白浜」などは、ファミリーでもカップルでも満足度が高い宿泊先。
目の前に広がる海、波の音、砂浜の感触…五感で夏をスタートさせられます。
ビーチヨガやSUP体験つきのプランも人気ですよ。
③東京タワー近くの夜景が見えるホテル
東京タワーが業務を開始したのも7月1日。
その記念に、東京タワーを望むホテルに宿泊するのもオシャレな選択です。
おすすめは「ザ・プリンス パークタワー東京」や「東京プリンスホテル」。
部屋からの眺望にうっとりしながら、ワイン片手に“東京の記念日”を感じる夜をどうぞ。
④ゆったり童謡を聴けるレトロ旅館・ホテル
童謡の日にちなんで、昭和の香りが漂う“レトロな宿”に泊まるのも風情があります。
例えば、「銀山温泉(山形)」「城崎温泉(兵庫)」などには、木造の風情ある旅館が今も健在。
蓄音機のようなクラシックな音響で童謡を流している宿や、紙芝居イベントがある旅館も。
ノスタルジーに浸ることで、心がほっとする癒しの時間になりますよ。
まとめ|7月1日は“未来と原点”が交差する記念日
7月1日の注目記念日 |
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①国民安全の日とは? |
②銀行の日の由来 |
③童謡の日に込められた意味 |
④弁理士の日とはどんな日? |
⑤富士山の山開き・夏の始まりの象徴 |
7月1日は、ただの月初めではありません。
安全・金融・文化・自然といった、日々の暮らしに直結するテーマが詰まった記念日です。
特に童謡や富士山といった“原点”を感じる一方で、安全や知的財産といった“未来”への意識にもつながるのが、この日の不思議な魅力。
日々の生活を見直すきっかけにも、ちょっとしたご褒美を自分にあげる理由にもなります。
忙しい日常の中でこそ、この特別な日を自分らしく楽しんでみてくださいね。
参考リンク: