ガスコンロがつかない!「チチチ」と鳴らない等症状別&箇所別の対処法をご紹介!

 

長く使ってるガスコンロの火が付きにくくなったって経験がある人は意外と多いよね。みんなはどう?

ガスコンロの寿命はケースバイケースだけど、早ければ3~5年で寿命が来ることもあるって言われてる。

火付きが悪いとか、全く火がつかないなんてトラブルがあっても全然不思議じゃないんだよね。

ガスコンロの火がつかないとき、症状別にいろんな原因が考えられるよ。

例えば、点火スイッチを押しても「チチチ」って音が鳴らないとか、点火プラグから火花が出ないとかよくあるケース。

原因としては、電池の残量がなくなってるとか、バーナーキャップの部分が濡れてたり汚れてたりすることが考えられるんだよね。

この記事では、ガスコンロの火がつかない場合に、自分でできる対処法を紹介するよ。

症状別と箇所別の対処方法をそれぞれ解説するから、この記事を読んでガスコンロの火がつかない状況を早く解決しちゃおう!

ガスコンロの火がつかないとき,真っ先にチェックすべきこと

電池の消耗や設置の状態をチェック

ガスコンロの電池の設置位置

ガスコンロが急に使えなくなった場合、電池切れが原因のことが多いよ。

電池切れの場合、片方だけじゃなくて、両方あるいは全部のガスコンロが火がつかなくなるってわけ。

全てのコンロが点火しないときは、電池切れの可能性が高いから、まず電池交換してみよう。

ガスコンロの「電池交換サイン」ランプが点灯してたら、それが電池交換のサインだから、確認してみてね。

ガスコンロに使う電池のサイズや種類、設置場所は、取扱説明書やガスコンロに貼られてるシールに書いてあることが多いから、チェックしてみて。

あと、電池の設置がちゃんとできてない場合もあるよ。

プラス・マイナスの位置の間違いや、衝撃で電池がずれて上手く点火できてない可能性もあるから、電池の設置状態も確認してみてね。

何よりも慌てずにネ!特にせっかちな人、まず深呼吸しょう!

慌てて電池を買ってきて、結果サイズ合わずじゃ洒落にもならないよ^^)

ガス栓が閉慌てずまってないかチェック

ガス栓の開閉操作

ガス栓が閉まってるとガスコンロは点火しないから、ガス栓がちゃんと開いてるか確認しよう。

これは、直前に家族の誰かが使って、安全のために栓を閉めてしまった時によくあるケースだよね。

ガスメーターが遮断されていないかチェック

ガスメーターの復帰作業

ガスメーターが遮断されていると、ガスコンロは点火しないよ。

■ガスメーターが遮断されているときの症状

ガスメーターが遮断されている場合は、次のような症状が出ることがあるよ。

  • 使用中に急にガスが使えなくなって、その後点火しなくなる
  • 家の中のガス機器が全部使えなくなる 例:コンロは「チチチ」という音がするけど点火しない。給湯器のリモコンはONになってるけどお湯が出ない。

■ガスメーターが自動で遮断される原因

ガスメーターが自動で遮断される理由としては次が考えられるよ。

  • 長時間、一定量のガスが流れ続けたとき
  • 震度5強の地震を感知したとき
  • ガスメーターの安全装置が作動したとき
  • 何かしらの原因で異常を感知したとき

■ガスメーターの復帰操作をする

ガスメーターが遮断されていると、ランプが赤く点滅しているよ。その場合は復帰操作が必要。

メーターの復帰操作はメーターの種類によって違うから、使ってるメーターに合わせて復帰操作をしてみてね。

【症状別】ガスコンロがつかない原因&安全な対処の仕方

ガスコンロが点火しないときに起こる症状

まずは症状別に、ガスコンロの火がつかないときの原因と対処法を解説するよ。

ガスコンロの火がつかないときに確認してほしいのは、「チチチ」って音が鳴るか鳴らないかだよ。

ここでは、症状から考えられる原因と安全な対処の仕方について解説していくね。

ガスコンロの火がつかない時の原因

「チチチ」という音が鳴る場合

ガスコンロのパーツ_1、ガスコンロのパーツ_2

ガスコンロが全部つかないときは、電池切れの可能性があるよ。

でも、2口コンロなら片方だけ、3口コンロなら1つだけ点火しない場合は、「バーナーキャップ」や「点火プラグ」のの状態をチェックしてみてね。

◇バーナーキャップがズレている

バーナーキャップは、炎がつくドーナツ状の金属部品。ガスコンロは、点火ボタンを押すことでバーナーキャップから出るガスと、点火プラグの火花で着火する仕組みだよ。

バーナーキャップがズレてると火がつきにくいから、設置位置を確認しよう。

◇バーナーキャップに汚れや水気がついている

バーナーキャップの裏側には複雑なくぼみがあって、これはガスと空気の量を調整して安定して着火させる役割があるよ。

このくぼみに焦げ、油、ススが溜まると、ガスと空気の量の調整が難しくなって火がつきにくくなるから、掃除や水気の拭き取りをしよう。

◇点火プラグに汚れや水気がついている

点火プラグは、バーナーキャップの近くにある先端が尖った部品で、点火プラグからの火花でガスコンロに火がつく仕組みだよ。

点火プラグも汚れているとスパークがうまくいかなくて、火がつきにくくなるし、吹きこぼれなどで水濡れしても火がつかなくなる原因になるから、掃除や水気の拭き取りをしようね。

「チチチ」という音が鳴らない場合

点火ボタンを押しても「チチチ」というスパーク音が鳴らない場合、次のような原因が考えられるよ。

◇電気系統が故障している

点火ボタンを押しても「チチチ」という音が鳴らないときは、まず電池切れか、正しく電池が設置されているかを確認しよう。

新しい電池に交換しても「チチチ」という音が鳴らない場合は、ガスコンロの電気系統に問題がある可能性が高いよ。

そのときは修理や部品交換が必要だから、修理を依頼しようね。

ガスコンロが点火しないときの症状毎の原因や安全な対処の仕方、みなさんわかりましたか⁈

じゃぁ次は、コンロの箇所別に点火しない原因や安全な対処の仕方についてみていこうね。

【箇所別】ガスコンロがつかない原因&安全な対処の仕方

【箇所別】ガスコンロがつかないときの対処方法

ここでは、ガスコンロの火がつかないときの対処法を箇所別に紹介するね。バーナーキャップ、点火プラグ、電池、電気系統、ガス栓のそれぞれで不具合が起きる原因と適切な対処法があるから、参考にしてみてね!

バーナーキャップが原因のケース

バーナーキャップが原因の場合、「正しい位置に設置されているか」と「汚れや水気がついていないか」を確認してね。

◇正しく設置する

バーナーキャップはビスで固定されてなく、簡単に手で取り外せるパーツだから、何かの拍子に設置位置がずれてるかも。

ガスコンロ側やバーナーキャップに位置合わせの印があるから、位置が合ってるか確認してみて。

正しい位置にセットすると安定するし、使いやすくなるよ。

◇汚れや水気を取り除く

バーナーキャップの裏側には複雑なくぼみがあって、ガスや空気の量を調整して安定して点火させる役割があるよ。

このくぼみに汚れや水気が付いていると、ガスの不完全燃焼が起こる可能性があって、ガスコンロが自動でガス供給をカットしちゃう。

バーナーキャップを外して、水気や汚れを取り除いてみてね。

点火プラグが原因のケース

バーナーキャップと同様に、点火プラグが原因の場合は「正しく設置されているか」と「汚れや水気がついていないか」を確認してね。

◇正しく設置する

点火プラグの先端は細い形状だから、過度な力が加わると向きが変わったり、変形しちゃったりすることがあるよ。

変形してないか確認してみて。

◇汚れや水気を取り除く

点火プラグが濡れてたり、汚れてたりするとちゃんとスパークしないんだ。

濡れているときはしっかり乾燥させて、汚れてるときは柔らかい布で丁寧に拭き取ってね。

電池が原因のケース

電池が原因の場合は「電池切れ」と「電池が正しく設置されているか」を確認してね。

◇新しい電池に交換する

「チチチ」というスパーク音がしない、普段より音が弱々しい、あるいは音の間隔が長いと感じるときは電池が消耗しているかも。

新しい電池に交換しよう。

また、電池が完全に使い切られているとスパーク音もしなくなるから、その症状が出たときも電池交換をしてね。

電池交換の目安は前回の交換から1年なので、参考にしてみて。

◇正しく設置する

電池が入っていてもズレてたり、きちんと電極と接してなかったりするケースもあるよ。正しい位置にセットし直してね。

ガスコンロの電気系統が故障しているケース

ガスコンロの電気系統が故障している場合は、修理を依頼しよう。新しい電池に交換しても「チチチ」っていうスパーク音がしないときは、ガスコンロの電気系統の故障が疑われるよ。

◇修理を依頼する

ガスコンロの内部にある基板に不具合が起きている可能性があるから、専門知識を持つ人による診断や部品交換が必要。

修理の依頼を検討してみてね。

ガスメーターが原因のケース

ガスメーターが原因の場合、「ガスメーターが遮断されていないか」を確認しよう。

ガスメーターが閉まっていると、ガスコンロの火がつかないことがあるよ。

自分で操作していないのにガスメーターが遮断されている場合は、地震によるガス漏れの可能性や、ガスメーターの安全装置が作動した、長時間ガスを使い続けたことなどが考えられる。

また、何かしらの原因でガスメーターが異常を感知した場合も自動で遮断することがあるよ。

◇ガスメーターの復帰操作をする

まずガスメーターが遮断されていないか確認してみて。

遮断されている場合はメーターの復帰操作が必要だよ。

メーターの種類によって手順が異なるから、それぞれのメーターの手順に従って操作してみてね。

なにが原因がわからないときの対処の仕方

ガスコンロの不具合の原因が分からないときもあると思うんだよね。そういうときは、取扱説明書やメーカーのホームページをチェックしてみることをおすすめします。

取扱説明書やメーカーのホームページのFAQを確認してみて

取扱説明書やメーカーのホームページのFAQを確認してみよう!

これまで紹介してきた対処方法で解決しない場合、機器特有の問題かもしれないよ。

ガス給湯器の取扱説明書やメーカーのホームページの「よくある質問」や「Q&A」に、似た症状がないかチェックして、対処法を探してみてね。

それでも原因が分からない場合は、メーカーや販売店にメールや電話で問い合わせよう。

問い合わせるときは、ガス給湯器の品名や品番、製造年月を確認しておくとスムーズだよ。

対処法を試してもガスコンロの火がつかないなら、修理を依頼しよう

対処方法を試してもガスコンロがつかないなら、修理を依頼しよう。

症状別、箇所別に確認してもガスコンロが動かない場合は、機器自体が故障している可能性が高いよ。そのときは修理の依頼を検討してね。

ガスコンロには立ち消え安全装置や温度センサーといった機能があるから、専門知識を持った技術者じゃないと修理できないんだ。

ガス機器は扱いを間違えると重大な事故を起こすこともあるから、近くのガス会社に依頼しよう。

◆修理を依頼した場合:作業時間の目安は?

ガスコンロの修理にかかる時間は、症状や作業内容によって異なるよ。

メーカーから交換用部品を取り寄せる場合は、在庫確認から調達まで1週間くらいかかることもあるんだ。

一方、部品の在庫がある場合や、汎用性の高いパーツや配管の交換だけで済む場合は、訪問当日に2~3時間程度で作業が終わるケースが多いよ。

各ガス会社では、ガスコンロなどのガス機器のトラブルに最短で当日訪問して対応してくれるよ。Webでは24時間365日予約を受け付けてるから、困ったときはぜひ検討してみてね。

◆修理を依頼した場合:費用はいくらかかるの?

ガス機器の修理費用は、出張費(故障診断料などを含む)、技術料、部品代で構成されるのが一般的だよ。

故障箇所によって作業内容や費用が異なるから、まずは故障箇所の診断と見積もりを依頼してみて。

各ガス会社では、修理前に費用総額の見積もりを提示してくれて、金額確定後に追加請求することはないよ。某ガス会社の料金体系を書いておくから参考にしてみてください。

◆某ガス会社の修理費用の価格体系

  • 修理基本料(4,400円(税込)。出張費、故障診断費、簡易的な一次対応費を含む)
  • 技術料(作業内容に応じて算出)
  • 部品費(部品交換を行った場合に発生)

ガスコンロがつかない!「チチチ」と鳴らない等症状別&箇所別の対処法:まとめ

ガスコンロの火がつかない原因と具体的な対処方法について解説しました。

電池交換で対応できる場合もあれば、専門の修理スタッフでないと対処が難しい場合もあるよ。

取扱説明書などを確認しながら症状を把握して、それぞれの対応をしてみてね。

また、ガスコンロの寿命は10年程度のことが多いよ。

交換部品も10年くらいで在庫がなくなって修理が難しくなるケースもあるから、故障したタイミングでの買い替えも検討してみてください。

最後までありがとうございました。

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