天気予報でよく「ミリ」って聞くけど、これってミリメートル（mm）のことなんだよね。
でも、「降水量10mm」とか「降水量1mm」と言われても、どれくらいの雨かイメージしにくいよね？
今回の記事内容では、1mmの雨がどんな感じかちゃんと解説するから、チェックしてみてね。
さらに、気象庁が使ってる雨の強さの表現と、実際に感じる雨の感覚について解説してみるよ。
大雨の時の準備にも役立つから、しっかり読んでおこうね！
天気予報「降水量1mm」の意味：どの程度の雨の強さ？
降水量1mmっていうのは、雨が地面に1mmの深さまでたまることを意味してるの。
たとえば、1平方メートル（m2）の地面に降水量1mmの雨が1時間かけて降った場合ね。この水の量を計算すると、1m×1m×1mm＝100cm×100cm×0.1cm＝1000cm3＝1リットルになるの。
つまり、1時間に1平方メートルの地面に1リットルの雨が降るってわけ。
大人が傘をさしたときの面積って、だいたい1平方メートルくらいだから、1時間傘をさしていたら、傘に1リットルの雨が当たることになるの。
量としてはそんなに多くないけど、霧雨みたいに感じるくらいの雨量で、小さい子にはレインコートが必要だし、ベビーカーにはレインカバーをかけたくなるくらいだよ。
雨量がちょっと増えて、降水量が3～5mmになると、道路に水たまりができはじめるから、子供たちには長靴が必要になるレベルの雨量だね。
気象庁が使ってる雨の表現を知ろう！
気象庁ではね、雨の強さがどれくらいか分かりやすく伝えるために、降水量と雨の強さの表現にルールを作ってるの。
テレビのニュースとかでこれから聞く表現をチェックして、どんな感じか、どんな危険があるのか、ちゃんと確認してみてね。
■「やや強い雨」ってどれくらい？
1時間に10mm以上20mm未満の雨が降ったら、「やや強い雨」と言うんだよ。
ザーザーと激しく降って、地面には水たまりができちゃって、歩くと足元がビショビショになるくらいの雨量だね。
家の中だと、雨音がうるさくて人の声が聞き取りにくくなることも。
このくらいの雨がずっと降り続くと、川の水が増えたり、低地が水浸しになる可能性があるから、大雨による災害には注意が必要だよ。
■「強い雨」ってどの程度の強さ？
1時間に20mm以上30mm未満の雨が降ると、「強い雨」と呼ぶんだよ。
マジでどしゃ降りで、傘をさしていてもびしょ濡れになるくらいの雨量だね。車で走ってる時だと、ワイパー全速でも前がよく見えないくらい。
こんな雨が降ると、道路が水で覆われたり、小川や側溝から水があふれ出たりすることもあるから、注意が必要。
さらに、ちょっとしたがけ崩れが起こるリスクもあるんだ。
■「激しい雨」ってどれくらい？
1時間に30mm以上50mm未満の雨が降ると、「激しい雨」と呼ばれるよ。
まるでバケツをひっくり返したみたいな雨で、道路が川みたいになっちゃうの。
車で走ってると、速く走るときにタイヤと路面の間に水が溜まって、ブレーキが利かなくなるハイドロプレーニング現象が起こるかもしれないから、めっちゃ注意が必要だよ。
こんなに雨が降ると、がけ崩れみたいな土砂災害も起こりやすくなるんだ。
の家が土砂災害の危険地域にあるかもしれない人は、早めに避難の準備を始めたほうがいいよ。
どの地域が危険かは、国土地理院のサイトや自治体のハザードマップでチェックできるから、事前に確認しておくと安心だね。
■「非常に激しい雨」ってどれくらい？
1時間に50mm以上80mm未満の雨が降るときは、「非常に激しい雨」と言って、マジでヤバイくらいの危険を伝えるの。
滝みたいにゴーゴーと雨が降って、傘なんて全然役立たずだよ。
外は水しぶきで真っ白になって、ほんとに視界が悪くなるから、車の運転はめちゃくちゃ危険。
都市部だと、排水が間に合わなくてマンホールから水があふれ出すこともあるし、地下街や地下室にも雨水が流れ込むから、注意が必要だよ。
■「猛烈な雨」ってどういうの？
1時間に80mm以上の雨が降ると、「猛烈な雨」と呼ぶの。
めちゃくちゃ激しい降り方で、息が詰まるような圧迫感があるくらいなんだよね。
こんな雨が降ると、大規模な災害が起こる可能性があるから、マジで厳重に警戒が必要。
外にいるときにこんな雨に遭ったら、2階以上のしっかりした建物に避難して、自分の安全をしっかり確保してね。
【気象庁の天気予報】降水量1mmの雨とは、どの程度の雨量？強さは？：まとめ
降水量1mmの雨とは、1平方メートルあたりの地面に1ミリメートルの高さで水がたまる量を意味しています。
これをもっと分かりやすく言うと、1平方メートルの地面に1リットルの水が降った状態です。
この程度の降水量では、雨の強さは比較的弱く、霧雨からやや弱い小雨に相当します。
外出時には傘が必要になるかもしれませんが、大抵の場合はあまり強い雨ではありません。
ただし、雨が続けば続くほど地面が濡れ、やがて水溜りができ始めることもあります。
通常、降水量1mmの雨は日常生活に大きな影響を与えることは少ないですが、継続的に降り続ければその影響も大きくなる可能性があります。
