ホワイトボードマーカーの代用はできる？応急処置と使ってはいけないペン一覧

「ホワイトボードマーカーのインクが急に切れてしまった！」

会議中や授業中、家でのちょっとしたメモなど、そんなタイミングで困った経験がある方も多いのではないでしょうか？

代わりに手元の他のペンで代用できないか…と思っても、何を使っていいか分からないし、ホワイトボードを傷めないか心配ですよね。

この記事では、ホワイトボードマーカーの代用品として使えるもの・使えないものの違いや、応急処置の方法、絶対に避けるべきペンの種類について詳しく解説します。

◆こんな方に有益な情報です

結論から言うと、ホワイトボード専用ではないけれど“応急的に代用できるペン”はいくつか存在します。ただし、長期使用や頻繁な代用は推奨されません。

種類	使用可否	備考
水性マーカー（ノンパーマネント）	△	「水で消せる」と明記されたタイプなら使えることがある。専用イレーサーは不要だが、乾くとやや消しにくくなることも
OHPマーカー（非定着型）	○	プロジェクター用透明シートに書くための水性タイプは使用可能。筆圧を強くするとインクが広がりやすいので注意
ガラス・窓用マーカー（水性）	○	ホワイトボードと素材が似ているため、比較的安全に使用可能。ただし消しにくいタイプもあるのでテスト必須

これらのペンは、応急的な使用には便利ですが、インク成分が異なるため、定着具合や消しやすさがマーカーと完全には一致しません。あくまで“その場しのぎ”として使いましょう。

いくら代用したいとはいえ、ホワイトボードに書いてはいけないペンも存在します。誤って使用すると、インクが定着して落ちなくなったり、ボードが傷んだりする原因になります。

種類	使用NGの理由
油性ペン（例：マッキー、油性マーカー）	一度書くと拭いても消えない。定着してボードを傷つける恐れあり
蛍光ペン	色が薄く読みにくい上に、インク成分で消しにくくなることがある
ジェルインク・ボールペン	そもそもホワイトボードにうまく書けず、無理に書こうとすると傷の原因に
筆ペン・万年筆	インクがにじみ、素材にダメージを与える恐れが高い

これらのペンを使ってしまうと、ホワイトボードが使い物にならなくなる可能性があります。「たまたま手元にあったから」と使うのはNGです。

「まだインク残ってるはずなのに書けない」「最近薄いけど買い替えるほどでも…」

そんなときは、以下のような応急処置を試してみましょう。

※これらは一時的な改善手段であり、根本的な解決にはマーカーの交換が必要です。

マーカーも代用品もない…でもどうしても書きたい！そんなときの裏技をご紹介します。

アイデア次第で代替手段は意外と多くあります。

ホワイトボードマーカーが使えないとき、

とはいえ、ベストはやはり専用のホワイトボードマーカーを常備しておくこと。

予備を用意しておけば、急なインク切れにも慌てず対応できます。

最後に一言：

“書けるけど消えない”はホワイトボードの寿命を縮めます。くれぐれも代用品選びは慎重に！