PayPay(ペイペイ)はやばい?本当にやめたほうがいいの?

PayPayは、スマートフォンだけで利用できるキャッシュレス支払いサービスとして知られています。2018年10月のサービス開始以来、利用者数は増加し続け、現在では5000万人以上の利用者を持つ国内有数のスマホ決済サービスになっています。

ただし、最近ではSNS上で「利用を控えた方が良い」といった否定的な意見も見られるようになっています。これは、PayPayの還元率の低下に起因するものと考えられます。かつては最大3%の還元率でしたが、現在は0.5%~1.5%と大幅に減少しています。この減少が、不満の原因となっている可能性があります。

そこで、今回はPayPayの利用について「知っておくべきポイント」を詳しくご説明します。この記事を通じて、PayPayがあなたに適したサービスかどうかを判断する手助けになるはずです。否定的な意見に惑わされず、正確な情報を基に、快適なキャッシュレス生活を目指しましょう。

 

PayPay(ペイペイ)とは?その魅力と特徴

・PayPay(ペイペイ)とは?

PayPay株式会社は、日本のフィンテックセクターで活躍する企業で、ソフトバンクとZホールディングスが共同で設立した合弁会社です。

この会社は、スマートフォンを使ったQRコードベースの決済サービスを提供しており、日本国内で広く利用されている主要なキャッシュレス決済サービスの一つとなっています。

ユーザーはアプリを通じて、地域内の加盟店を見つけることが可能で、さまざまな業種で利用できるようにカテゴリ別に検索することもできます。

このサービスを利用するには、アプリのダウンロードとアカウントの登録が必要です。

最近、日本ではキャッシュレス決済のトレンドが急速に広がっており、中でも「PayPay」は日常生活で多くの人々に利用されています。

・PayPay(ペイペイ)の魅力と特徴

PayPay株式会社は日本のフィンテック業界で注目されている企業で、ソフトバンクとZホールディングスによる合弁で設立されました。この企業は、両社の技術力と専門知識を結集させたものです。

PayPayは、スマートフォンを使用したQRコードベースの決済サービスであり、その使い勝手の良さと便利さから日本国内で広く支持されています。アプリを使えば、周囲の加盟店を迅速に検索でき、飲食店からファッション、日常雑貨まで様々な店舗カテゴリーで利用することが可能です。

PayPayは、日々の生活において多様な支払いシーンをサポートしています。サービスを利用するには、アプリをダウンロードしアカウントを作成する必要がありまが、これにより、ユーザーは安心安全でスムーズな取引を行うことができます。

PayPay(ペイペイ)はやめたほうがいいと言われる理由とは?

日本全国の約400万店で簡単に使用でき、さらにポイントも貯められるPayPayを導入したいと考える方も多いでしょう。

しかし、PayPayを使わないほうが良いとされる理由もあることを知っていますか?

「PayPayをやめるべき」と言われる理由を把握することで、今後このサービスを利用する際に、そのデメリットを理解して活用できるようになります。

以下、PayPay(ペイペイ)をやめたほうがよい理由です。

理由①以前よりも還元率が低くなった

PayPayの還元率が以前に比べて低下したことが、デメリットの一つとして指摘されています。

2018年にサービスが開始された当初、PayPayの還元率は3.0%と非常に高いレベルでした。しかし、2019年10月には1.5%に減少し、2020年4月にはさらに下がって0.5%になりました。

この0.5%の還元率は、例えば楽天カードやdカードのような1.0%の還元率と比較すると半分程度です。特にポイントを積極的に貯めたいと考える方にとっては、クレジットカードの方がポイントを多く獲得できるため、PayPayの利用を見直すことが推奨されています。

理由②チャージに手間がかかる

さらに、PayPayを利用する際のチャージ方法の手間もデメリットとして挙げられます。

チャージを行うには、主にセブン銀行やローソン銀行のATM、ギフトカード、Tポイント交換などの方法がありますが、これらの方法はほとんどが手動での操作が必要です。そのため、チャージ残高が不足するたびに繰り返し手間をかける必要があります。

ただし、PayPay銀行の自動チャージ機能やPayPayの後払いサービスを使用すれば、この手間は軽減されます。

今後2回目のチャージは手数料がかかる

2023年9月からは、PayPayで2回目以降のチャージ時に手数料がかかるようになりました。

この手数料は、ソフトバンクやワイモバイルを通じてキャリア決済でチャージするユーザーに適用され、チャージ金額の2.5%が手数料として発生します。たとえば、2回目以降に1万円をチャージする場合、250円の手数料が追加されます。

1,000円のチャージでも25円の手数料がかかることになり、これが利用者にとっては些細ながらも不便に感じられるかもしれません。

理由④他の支払い方法との併用が難しい

PayPayのもう一つの制約は、他の支払い方法との併用が難しいことです。

PayPayでの支払いの際、残高が不足していると、足りない分を現金や他のキャッシュレス支払い方法で補うことができません。これは、残高不足の場合、PayPayポイントを使用するか、事前に残高をチャージする必要があることを意味します。

このように、予め多くの残高を準備しておかないといけない点が、利用者にとっては不便と感じられます。

理由⑤個人情報の流出トラブルがあった

以前発生した個人情報の漏洩問題も、PayPayの使用を避けるべきとする意見の一因です。

2020年12月、ブラジルからの不正アクセスが原因で、約2000万件の個人情報が流出する可能性がありました。この際、具体的な流出は確認されず、ユーザーの情報が実際に悪用されることはありませんでしたが、漏洩の可能性が指摘されたことは不安材料でした。

その後、PayPayはセキュリティ体制を強化しており、大規模な問題は再発していません。しかし、情報漏洩のリスクは完全には排除できないため、今後も漏洩の可能性はゼロではないということを認識しておく必要があります。

理由⑥災害や通信トラブルの際に利用できない

PayPayを含むスマホ決済サービスが災害や通信のトラブル時に使用できないことも、その利用を避ける理由の一つです。

スマホ決済はネットワーク回線を通じて行われるため、災害や携帯通信のトラブルが発生すると、通信障害や回線の混雑によりスムーズに利用できなくなる可能性があります。特に地震などの災害時には、家族との連絡などでスマホを多用するため、PayPayの使用が困難になることがあります。

ネットワークが混乱している状況で現金を持っていないと、必要な買い物を行うのが難しくなるため、PayPayに対して否定的な意見を持つ人もいます。

追加理由:2025年1月から他のクレジットカードが登録不可に!

当初2023年5月1日に「2023年8月1日からPayPayカード以外の他社のクレジットカードの支払停止」を発表。しかし、そのわずか53日後の2023年6月22日に「2023年8月1日から利用を停止する予定を、2025年1月として1年半の猶予を設ける」と訂正しました。

なので2025年1月から、PayPayでは他のクレジットカードの登録が不可能になると予想されます。

これまでは、楽天カードなどの他社のクレジットカードを登録して、PayPayと他社のカードポイントを同時に獲得することが可能でした。しかし、将来的にはPayPayカードやPayPayカードゴールドのみが登録可能となる見込みです。

他のクレジットカードの登録が制限されるまでにはまだ時間がありますが、PayPayカードのみの使用に制限されることで、利用者のモチベーションが低下する可能性があります。

PayPay(ペイペイ)を実際にやめた理由

PayPayユーザーの中には、サービスの利用を中止した方のいます。

ここからは、実際に私の知人、友人、家族に話を聞き、以前PayPayを使っていた人たちからなぜサービスの利用をやめたのかその理由を集めてみました。これらの理由をここで共有します。

・クレジットカードより基本還元率が低いこと

還元率がクレジットカードより低いことを理由にPayPayの利用をやめた方がいます。

2023年時点でのPayPayの基本還元率は0.5%で、これは一般的なクレジットカードの還元率と同等です。しかし、JCBカード Wや楽天カードなど、1.0%以上のポイント還元率を提供するクレジットカードも多数存在しています。特に、JCBカード Wのようなカードは、特定の店舗でポイントが3倍になる場合があり、このようなカードを持っている人にとっては、他のクレジットカードを使用する方がお得に感じられるかもしれません。

なお、PayPayは基本的に0.5%の還元率を提供していますが、アプリでクレジットカードを連携させることによって、クレジットカード決済を利用することもできます。したがって、自分が持っているクレジットカードをPayPayに設定すれば、上述のデメリットをある程度解消することが可能ですので覚えておくとよいです。

・使った額かわかりにくくなり、無駄遣いにつながりやすい

PayPayの利用をやめた理由として、無駄遣いを減らしたいという考えがある方もいました。

PayPayのようなスマホ決済は、支払いが簡単であり、利用する度にポイントが貯まるのが特徴です。しかし、この便利さが逆に、気づかないうちに不必要な衝動買いを促進してしまうことがあります。

自己管理ができる人にとっては問題ありませんが、現金を使って支出を管理する方が適していると感じる人もいます。このように、利用者によってはPayPayの利便性がむしろ支出の増加につながる可能性があるのです。

また、無駄遣いの傾向がある方は、「PayPayあと払い」機能の利用を控えることをお勧めします。この機能は、使用した金額を翌月にまとめて支払う、クレジットカードに似たシステムです。このため、手元に現金がなくても簡単に支払いが可能になります。

ただし、「PayPayあと払い」の支払いが遅れると、信用情報に悪影響が出る可能性があります。このことは、住宅ローンやクレジットカード、賃貸物件の審査にも影響を与える恐れがあります。年会費や手数料が無料で、チャージなしで利用できる便利さがありますが、使い過ぎのリスクがあるため、注意が必要です。

・チャージすること自体が面倒くさい

PayPayの利用をやめた一つの理由は、チャージの手間が関係しています。

PayPayでは、銀行のATMやPayPay専用のクレジットカードを使ってチャージすることができます。しかし、ATMでチャージする場合は、コンビニエンスストアやATMをわざわざ探さなければならないという手間があります。また、クレジットカードを使う場合でも、カードの発行やカード情報の入力など、一定の手間が伴います。

このようなチャージに関わる手間があるため、面倒と感じてPayPayの利用を中止する人も少なくありません。

・そもそも使い方が分からないし、難しい

PayPayの利用を中止した人の中には、その使い方が複雑であるためという理由を挙げる人もいます。

PayPayは多くの便利な機能を備えていますが、その機能の豊富さやスマホ決済に慣れていないことから、一部のユーザーは使用に苦労しています。特に技術的なことに不慣れな人にとっては、スマートフォンの操作自体が難しい場合があります。

PayPayを含むスマホ決済は、スマホを効率的に操作できない場合、扱いが難しくなるため、導入した後でもすぐに利用をやめる人もいるのです。

・いつも行く店舗で使えないから

PayPayを使用しなくなった別の一般的な理由は、お気に入りの店舗で使えないことです。

PayPayは国内の多くの店舗で利用可能ですが、すべての店舗で取り扱っているわけではありません。特に、個人経営の店舗ではPayPayを導入していない場合が多く見られます。

よく行くお店が個人経営の場合、現金払いでPayPayが使えないため、その結果、PayPayの利用意欲が低下することもあります。

PayPay利用前に知っておきたいポイント

  1. 友達や家族との送金の簡便さ: PayPayは、友達や家族への送金が非常に手軽です。QRコードを利用した送金や、匿名送金もできるため、食事の割り勘などがすぐに解決できます。
  2. 地域での利用状況: PayPayは、都市部だけでなく地方の小規模な店舗でも広く利用されています。地方でもカフェや雑貨店でPayPayのQRコードが見られることが多いです。
  3. チャージ方法の多様性: PayPayは、低額からのチャージが可能で、多くの支払いオプションを提供しています。100円からチャージでき、クレジットカードでの支払いも可能です。
  4. 公共料金の支払い対応: PayPayは公共料金や税金の支払いにも使用できます。水道料金や固定資産税など、様々な公共料金の支払いをスマートフォンで簡単に行えます。
  5. キャンペーンやポイントの魅力: PayPayでは、ユーザーの利用を促進するために多くのキャンペーンやイベントが実施されています。特定の期間や店舗で利用すると、ポイント還元率が上がるキャンペーンもあります。

PayPayを使う前にこれらの点を知っておけば、サービスをより快適に活用できるでしょう。これらの情報を参考にして、PayPayの利用を最大限に活かしてください。

 

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