『団地のふたり』ドラマ第7話あらすじネタバレ感想＆視聴率＆キャスト

知り合いの売れっ子イラストレーターの中澤（眞島秀和）の個展に行こうとした野枝（小泉今日子）と奈津子（小林聡美）の二人。

奈津子が寝坊しちゃって、一回は延期になったんだけど、次のチャンスでやっと都会ドライブを満喫！

奈津子は乗り物酔いがひどいから、なかなか外出したがらないのよね。でも一旦出かけたら、テンション上がってスピード全開！二人で昔話に花が咲いて、UFOの目撃談とか、若い頃の心配事とかで盛り上がるの。

でもね、奈津子のマイペースが超絶パワフルで、野枝はいつも振り回されちゃうの。個展前には果物を買ったり、駄菓子屋でお買い物したりして、ちょっといつもと違う景色にテンション上がっちゃって。でも、その小さなことでイライラしちゃってね、「奈津子はいつも自分の好きなことだけしてるよね」と野枝がブチギレちゃった。

野枝の説教に奈津子もカチンと来て、「説教はいらないよ」とブチ切れ。

小さなことで気に障るときってあるよね。友だちやカップルでもよくある話。

そのあと2日間、野枝からは何の連絡もなくて、喧嘩はいつもこんな感じで始まるの。ホントはわかってないのは奈津子だけって野枝がツッコミ入れてるわけ。

奈津子は一人暮らしだけど、自炊はバッチリしてるのよ！ 今日のランチは、コッペパンにツナと野菜、それに野菜ジュース。ヘルシーでしょ？ あ、このベランダ広くて使いやすそう！ここからだと部屋全体が見渡せるわね、3DKって広々してていいわぁ。

仕事の依頼が入って、久しぶりに楽譜も売れた。

ある日、佐久間絢子（由紀さおり）おばちゃんを見かけて声をかけて、こだわりの野菜とお茶をおすそ分けしたのよ。 佐久間おばちゃんとのおしゃべりはいつも自然で、和むわ〜。 そんでね、団地の建て替えの話が出たの。夕日野団地が建て替えられるかもって！ 青山にある団地ってどれかしら？興味津々だわ！

野枝は次の日もその次の日も来なかったんだけど、ついに「その日」がやってきたの。 花束を持って登場。 「行くよ」と言って、ちょっとした世間話をしながら空ちゃんの実家へ向かったの。

そこで登場したのが市毛さん、空ちゃんのお母さん。

今日は空ちゃんの命日で、この家にはまだ空ちゃんのものがそのまま残されている状態。

空ちゃんとは保育園からの友達で、3人はすっごく仲良しだったんだよね。 小学校のときに小児癌で亡くなっちゃって。

「今年のお花、一段と素敵ね」と市毛さん。

「団地に住んでる森山さんっていうフラワーアーティストに作ってもらったんですよ」とノエチが答える。 フラワーアレンジメント教室の話をすると、空ちゃんママも「行ってみようかな」と言ってた。

空ちゃんママは夫も亡くして、最近は外に出る機会がめっちゃ減ってるんだって。 空ちゃんの好きだったバウムクーヘンを振る舞ってくれたよ。 空ちゃんの思い出話をして、3人が通ってた保育園が閉鎖する話とかも出た。

「いつもあの子のことを覚えていてくれてありがとう」って、空ちゃんママが言ってたよ。

空ちゃんとの思い出話をしながら、もうなくなっちゃった保育園のあたりを散歩してたの。 「ほんと、私たちこんな年になっても、まだ空ちゃんにお世話されてる感じだよね。」って話してて、 「わがまま言っちゃダメだよ〜」とか、「早く仕事行きなよ」って空ちゃんが言ってるみたい。 「そうそう、行かなくちゃ！仕事は嫌じゃないんだから」って感じ。

「どうしていつも落ち込んでるの？」って話になって、 「非常勤講師ってバァ、なんか透明人間みたいな感じなのよね。」って野枝がぽつり。

学閥も出世争いも関係ないけど、いてもいなくても同じみたいで、存在が認められてないみたいでさ。 「あなたの代わりはいくらでもいるから、契約終わったらいつでも辞めてね」って言われる感じ。 「たまに、すっごく虚しいんだ。」って野枝が初めて本音を漏らしたの。

「あ、だから新学期始まってから機嫌悪かったのね。」って奈津子が気づいて、 「機嫌悪くないってば。」 「でも、ちょっと怒ってるでしょ？」ってやりとりがあって。 野枝はカバンの断捨離をしたって話してくれて、 奈津子は「じゃあ今日は早く帰ってくるね。今夜は餃子作るから。なっちゃんの餃子、羽根もパリパリで美味しいから。」って。 「餃子だけじゃなくて、なっちゃんの料理、いつも何でも美味しいよ。」って言いながら野枝は出勤してったの。

ふたりが喧嘩するとちょっと寂しくなっちゃうよね。 面白い話が聞けなくなるし、なんだかんだで楽しいやり取りが減ちゃうし。

でも、なっちゃん、ちょっと空気読めないよね（笑）

野枝って気配りできる人だったのかなって。 なっちゃん、なんだかんだで自由人っぽいよね。 気配りの部分ではなっちゃんかなって思ってたけど。 野枝は部屋の片づけ嫌いでテキトーなとこもあるけど、なんか常識人って感じするよね。 まぁ、大学の先生だし、そういうところもあるんだろうね。

マジで小林聡美さんのムカつく演技、うますぎる！ でも最終的に空ちゃんが二人の間を取り持ってくれて、マジでよかった！ なんか、終わり方がじーんと来て、ちょっと泣けてきたもん。

空ちゃんがいつも二人の心の中で、墓守の犬みたいにいる感じ。 悲しい思い出も嬉しい思い出も一緒にね。

それにしても、団地の建て替えの話が出てきて…。 老人が多いところでの建て替えって、本当に大変そう。 一時的にどっかに引っ越さなきゃいけないし、高齢の人たちにはキツイよね。

今週は奈津子と野枝が喧嘩しちゃって、二人の食事シーンが超少なかったね。

ほぼないってレベル？ そのかわり、奈津子のソロ食がちょいちょい映るの。 ブタラーだけのディナーとか、消費期限ギリギリのマグロの漬け丼が出てくるし、シャケやタラコもチラッとだけど、料理してるところは見せてくれないの。

で、話が最後に向かったのは空ちゃん家で、空ちゃんの大好きなバームクーヘンを3人で食べてるシーン。 奈津子と野枝が仲直りして最初に食べたのは、パリパリに焼けた「餃子のタンタン」の焼き餃子。

今日のエンディングテーマは「異邦人」。

今回売れたのはピンクの電話と鰹節削り器。

どっちも懐かしいアイテムたちだよね。

あとがき