はじめに
6月18日は、「海外移住の日」「考古学出発の日」「おにぎりの日」「国際寿司の日」など、ちょっと意外で奥深い記念日が集まる日です。
この記事では、そんな6月18日にまつわる豆知識や、有名人の誕生日、過ごし方アイデアまでたっぷりご紹介。
記念日って、知るだけで日常がちょっと豊かになりますよね。
今日は「なんとなく過ごす日」を、「ちょっと特別な1日」に変えてみませんか？
読み終わるころには、きっと6月18日が好きになっているはずです。
6月18日今日は何の日？記念日4選を紹介！
6月18日今日は何の日？記念日4選を紹介します。
6月18日は「食」「歴史」「国際交流」など、さまざまなテーマの記念日が集まっている1日なんですよ。
①海外移住の日とは
1908年6月18日、日本からブラジルへと移住した最初の船「笠戸丸（かさどまる）」が現地に到着した日です。
この出来事をきっかけに、多くの日本人が南米に新天地を求め、今も多くの日系人が活躍しています。
日本と海外のつながりの深さを思い出すきっかけになる日ですね。
②考古学出発の日の由来
1877年6月18日、アメリカの動物学者モース博士が来日しました。
彼はその年、東京・大森で貝塚を発見し、日本の考古学研究が本格的に始まるきっかけとなったんです。
この日を「日本の考古学のはじまり」として、記念日としています。
③おにぎりの日の意味
石川県鹿西町（ろくせいまち）で、おにぎりのような形をした日本最古の炭化米が発見されたことから制定された記念日。
米文化の大切さ、そしておにぎりが持つ家庭的な温かみを感じられる日ですね。
「今日のお昼はおにぎりにしようかな〜」なんて気分になる記念日です♪
④国際寿司の日ってなに？
英語圏を中心に、SNSなどで広まった非公式な「International Sushi Day」ですが、今では世界中で「寿司を楽しもう！」という日として知られています。
特にルールはないけれど、「今日は寿司を食べよう」と決めるだけで、なんだかハッピーになれる。
海外でも人気の日本文化を再確認できる1日なんです。
6月18日記念日を深掘りしてみた
6月18日記念日を深掘りしてみた内容をお届けします。
それぞれの記念日に隠された背景を知ると、6月18日がもっと特別に感じられますよ。
①日本人のブラジル移住の歴史
1908年、日本から初めてブラジルに向けて出航した移民船「笠戸丸」は、781人の日本人を乗せていました。
日本は当時、人口の急増と農村の貧困に悩まされており、新天地を求めた政策の一環でした。
ブラジルは日本人にとって未知の土地。言葉も文化も違う中で、日本人はコーヒー農園などで懸命に働き、やがて日系コミュニティを形成していきました。
現在、ブラジルには180万人を超える日系人が暮らしており、文化交流も盛んです。
「海外移住の日」は、そんな移民の歴史と挑戦、そして絆を振り返る大切な日なのです。
②モース博士が日本に与えた影響
エドワード・S・モース博士は、日本に「進化論」や「科学的考古学」という概念を持ち込んだ第一人者でした。
彼が1877年に発見した大森貝塚は、日本の考古学研究の幕開けとされ、教科書にも登場する有名な遺跡です。
その後、モースは東大の教授として教鞭をとり、日本の若き科学者たちを育てました。
モースの影響で、日本にも「過去の痕跡を科学で読み解く」という考え方が根付き始めたのです。
「考古学出発の日」は、まさに“日本が科学で過去を探る第一歩”を記念する日とも言えるでしょう。
③おにぎりの化石と鹿西町の謎
石川県鹿西町（現在の中能登町）で見つかった炭化米の塊、それが「おにぎりの化石」とも呼ばれています。
この化石は弥生時代のもので、米を蒸した後に手で握って食べていた証拠と言われています。
つまり、おにぎり文化は2000年以上も前から存在していたということ。
鹿西町ではこれを機に「おにぎりの日」を制定し、郷土食やお米文化の大切さを発信しています。
現代のおにぎりが持つ“手づくりの温かさ”って、昔から変わっていないんですね。
④寿司が世界で愛される理由
寿司がここまで世界中に広まった背景には、いくつかの理由があります。
まずは「見た目の美しさ」。カラフルでシンプルな寿司は、料理としてのインパクトが抜群。
さらに「健康的」なイメージが強く、ダイエットやビーガン向けにアレンジされることも増えてきました。
また、日本アニメや映画の影響で「日本文化＝クール」と認識されているのも大きいです。
国際寿司の日は、「寿司ってやっぱりいいよね」と再確認できる日。海外ではこの日、割引やキャンペーンをするお店もあるんですよ！
6月18日にちなんだおすすめグッズ・体験
6月18日にちなんだおすすめグッズ・体験をテーマ別に紹介します。
記念日をもっと身近に感じるためのグッズや体験、気になるものを見つけてみてくださいね。
①家庭で楽しむ寿司職人体験セット
「国際寿司の日」にぴったりなのが、家庭で本格的に寿司づくりを楽しめる体験キット。
シャリを均等に握れる型や、巻き寿司のマット、ネタの選び方ガイドまでセットになっていて、初心者でも安心です。
子どもと一緒に作れば食育にもなりますし、パーティーや記念日の特別ごはんにもおすすめ。
ちょっとした職人気分が味わえて、食卓も盛り上がりますよ♪
②おにぎり型弁当箱＆調理グッズ
「おにぎりの日」にちなんで、おにぎりをもっと楽しくするグッズも充実しています。
たとえば、キャラおにぎりが簡単に作れる型や、梅・昆布など具材を仕切って詰められる専用弁当箱。
おにぎりケースは形崩れを防ぎ、外出先でもふわっとした状態で食べられる優れモノ。
お気に入りの海苔やふりかけとセットで揃えれば、おにぎりライフがもっと充実しますよ！
③考古学を学べる博物館入場体験
「考古学出発の日」には、考古学の世界を体感できる博物館に足を運ぶのもおすすめ。
たとえば、東京国立博物館や、奈良の橿原考古学研究所附属博物館など。
縄文時代の土器や、貝塚の出土品を間近で見ると、数千年前の人々の暮らしがリアルに感じられます。
大人の知的好奇心はもちろん、子どもにも「昔ってこんなふうに暮らしてたんだ！」という驚きがある体験になりますよ。
④海外移住のドキュメンタリーDVD
「海外移住の日」には、移民の歴史を知るドキュメンタリーや映画を観てみるのはいかがでしょうか？
おすすめは『二世を生きる』や『海を渡った桜』といった日系人のルーツを描いた作品。
移住先での苦労や、アイデンティティの葛藤、家族の絆などが描かれています。
エンタメとしてだけでなく、日本人としての歩みを見つめ直すきっかけになると思います。
6月18日生まれの有名人＆この日の出来事
6月18日生まれの有名人＆この日の出来事をまとめてご紹介します。
芸術、科学、音楽…さまざまな分野で印象的な足跡が残された日でもある6月18日。
①ポール・マッカートニーの誕生日
1942年6月18日生まれ、イギリスの伝説的バンド「ビートルズ」のメンバー、ポール・マッカートニーさん。
「Hey Jude」や「Let It Be」など、時代を超えて愛される名曲を生み出したミュージシャンです。
現在も精力的に活動を続け、世界中の音楽ファンに希望と喜びを届けています。
6月18日は、そんな彼の誕生日。音楽に癒されたい日は、ポールの名曲を流してみては？
②漫画家・横山光輝の作品と人生
1934年生まれの横山光輝さんは、日本漫画界の巨匠のひとり。
代表作には『鉄人28号』『バビル2世』『三国志』などがあり、ジャンルを超えた多彩な作品で多くの読者を魅了してきました。
とくに『三国志』は日本における中国歴史ブームの火付け役とも言われています。
今なお多くの作品が映像化され、世代を超えて愛され続けています。
③6月18日の日本の歴史的出来事
1868年、この日、日本政府は都市名を「大坂」から「大阪」と表記統一することを発表しました。
一見小さなことのように見えますが、表記統一には都市のアイデンティティを明確にする意味がありました。
他にも、日本各地でこの時期に教育や近代化の動きが加速したことが記録に残っています。
明治維新の時代、日本は確かに変わっていったんですね。
④世界の出来事：宇宙と音楽と
1983年6月18日、アメリカの宇宙シャトル「チャレンジャー」が打ち上げられました。
この時、搭乗したのは女性宇宙飛行士のサリー・ライドさん。彼女はアメリカ初の女性宇宙飛行士として宇宙へ旅立ちました。
また、1967年には「モントレー・ポップ・フェスティバル」の最終日が開催され、ジミ・ヘンドリックスがギターを燃やした伝説のステージが披露された日でもあります。
6月18日は、宇宙と音楽が交差するような不思議なエネルギーに満ちた日なのかもしれませんね。
6月18日をちょっと豊かにする過ごし方
6月18日をちょっと豊かにする過ごし方をご提案します。
毎日のなかに少しだけ「意味」や「テーマ」を見つけるだけで、日々がちょっと豊かになりますよ。
①寿司やおにぎりで季節を楽しむ
「国際寿司の日」と「おにぎりの日」が重なる6月18日。
せっかくなので、今日は少しだけ丁寧に食事を楽しんでみませんか？
お寿司をお持ち帰りして自宅でゆっくり味わったり、手づくりおにぎりをピクニック気分で食べたり。
旬の食材を使った握りや、具材を変えた創作おにぎりなどもおすすめです。
いつもは忙しくてパパっと済ませがちなご飯も、今日は「味わう時間」に変えてみましょう♪
②移民や歴史に関する本を読んでみる
「海外移住の日」や「考古学出発の日」にちなんで、歴史や人の営みを描いた本を読んでみるのもおすすめです。
たとえば、日本からブラジルに渡った人々の手記や、古代遺跡をテーマにした新書など。
過去を知ることで、今をどう生きるかという視点が広がりますよね。
スマホを置いて、静かな読書の時間を持つことで、心のリズムも整っていきます。
思わぬ気づきやインスピレーションが得られるかもしれませんよ。
③ポールの名曲で音楽に浸る
6月18日は、ビートルズのポール・マッカートニーの誕生日。
名曲「Let It Be」「Hey Jude」「Yesterday」などをプレイリストにして聴いてみましょう。
歌詞のメッセージ性や、やさしいメロディに心が癒やされます。
通勤途中や寝る前のひとときに流すだけでも、不思議と元気が出てきますよ。
音楽の力ってやっぱりすごいですね。
④記念日をきっかけに自分を見つめ直す
6月18日は、社会・自然・歴史と幅広いテーマが詰まった1日。
そんな日にちょっと立ち止まって、「自分は今、どんなことを大切にしているかな？」と考えてみるのも素敵な時間の使い方です。
自分の生活に合った目標をひとつ立てたり、新しいことにチャレンジするきっかけにしてみたり。
記念日って、実は“日常をアップデートするチャンス”なのかもしれません。
ぜひ、自分らしい過ごし方を見つけてみてくださいね。
6月18日記念日にちなんだおすすめの宿ホテル
6月18日記念日にちなんだおすすめの宿ホテルをご紹介します。
せっかくの記念日、ちょっとした旅気分で特別な宿に泊まってみるのもいいですよね。
①和朝食でおにぎりが楽しめる宿
おにぎりの日にちなんで、朝食に手づくりおにぎりが出る旅館や宿はいかがでしょう？
たとえば、京都の町家宿や長野の民宿など、米どころならではのこだわりが光るお宿も多いです。
地元の漬物や味噌汁との相性も抜群で、朝からほっこりと癒やされますよ。
シンプルだけど、贅沢な朝のひとときを楽しんでみてくださいね。
②寿司体験つきのユニークな宿
国際寿司の日にちなんで、寿司づくり体験ができる宿もおすすめ！
静岡や金沢などの観光地では、地元の魚を使った握り寿司体験を提供する旅館も増えてきています。
職人さんから手ほどきを受けられるプランや、親子で楽しめるコースもあって人気。
食べるだけでなく「作る楽しさ」も味わえるのが魅力です。
旅の思い出に残ること間違いなしですよ！
③考古学展示が近くにあるホテル
考古学出発の日には、歴史や文化に触れられるエリアのホテルを選んでみましょう。
奈良・飛鳥エリアや東京の上野エリアには、国立博物館や古代遺跡の展示がある施設が充実しています。
宿泊後にのんびり散策しながら、貝塚や土器などに触れてみるのもいいですね。
ホテルによっては、文化体験プラン付きやガイドツアー付きの宿泊プランもあるので要チェック！
④異文化交流ができる都市型ホテル
海外移住の日にちなんで、国際的な雰囲気を味わえるホテルに泊まってみるのもおすすめです。
東京のシティホテルや大阪のインバウンド向けホテルでは、異文化交流イベントや多言語サービスがある施設も多数。
ラウンジで外国人旅行者と会話を楽しんだり、インターナショナルな朝食ビュッフェを味わったり。
旅に出なくても「海外気分」が味わえる、そんな宿泊体験はいかがですか？
まとめ｜6月18日をもっと楽しむヒント
| 6月18日の記念日 | 内容 |
|---|---|
| 海外移住の日 | 1908年、笠戸丸がブラジルへ到着。日本人移民の記念日 |
| 考古学出発の日 | モース博士が日本に考古学をもたらした日 |
| おにぎりの日 | 石川県鹿西町で発見された炭化米に由来 |
| 国際寿司の日 | 世界中で寿司文化を楽しむ非公式記念日 |
6月18日は、食や歴史、国際交流といった多様なテーマが詰まった特別な日です。
「ただの梅雨の1日」なんて思っていた日が、知れば知るほど奥深くて面白いことに気づきますよね。
記念日にちなんだ行動や体験は、日々の生活に小さな彩りと発見をもたらしてくれます。
まずは、おにぎりや寿司を味わうことから始めて、いつもと違う6月18日を楽しんでみてください。
歴史に思いをはせたり、音楽を聴いたりする時間も、きっと心を豊かにしてくれます。
