高校に子供が進学すると、親の間でよく話題になるのが「PTA」のこと。 特に私立の高校の場合、多くの親はいつかはPTA役員になるものだと思っていて、特に子供の内申にも影響すると3年の間に役員をやっておくのがいいと言われています。
でも実は、高校のPTAも小中学校のPTAと同じ任意の団体で、入るか入らないかは親が自由に決められるのです。
「本当にPTAに入らなくても平気？」と不安に思う親も多いですよね。
PTAに参加しない選択をするとどんな影響があるのか、参加していない人の割合はどのくらいなのか、そしてその選択のメリットとデメリットをこの記事でしっかり解説していこうと思います。
PTAとは：意味と歴史
「PTA」って言葉、よく耳にするけど、具体的に何するところなのか、詳しく知ってます？
PTAってのは「Parent Teacher Association」の略で、直訳すると「親と教師の協会」って意味なんだよ。子どもたちが元気に育つように、お母さんやお父さんと先生が手を組んで活動する団体なんだ。
実はPTA、戦後にGHQが推進したんだって。
当初は学校をサポートするボランティア団体としてスタートしたけど、今ではほぼすべての学校で保護者が参加するのが普通になってるの。
公立の小中学校のPTAは「公益法人 日本PTA全国協議会」に、高校のPTAは「一般社団法人 全国高等学校PTA連合会」に属してることが多いね。
私立学校では、「〇〇学校父母の会」や「〇〇の子供を守る会」みたいな、PTAみたいな役割の団体があったりするんだよ。
PTAの活動内容は？
「PTAって何してるの？」って聞かれると、具体的に何を答えたらいいか迷っちゃうよね。
でも実は、PTAの活動って学校や地域によっていろいろ！
一般的にはこんな感じのことをやってるんだよ。
- 学校イベントの応援: 運動会や文化祭のときに手伝ったり、サポートするのがPTAの大事なお仕事。
- バザーやイベントの企画: 地域や学校で行われるバザーや模擬店を企画して、運営を手伝うことも。
- 資金調達活動: 古新聞の回収やベルマークを集めて、学校に必要な物を買ったりするためのお金を作るよ。
- 地域での安全活動: 防犯パトロールを行って、子どもたちが安全に過ごせるように見守る。
- 情報の伝達: 学校やPTAからの大切なお知らせを、みんなに広める仕事もしてるんだ。
そして、PTAの活動は年度ごとに役員を選んで、その年の計画を決めてみんなに知らせるのが普通。だから、PTAっていうのはただの集まりじゃなくて、子どもたちのためにガンバる大切なグループなんだよ！
高校のPTA加入・非加入の割合は？
PTAは基本的に任意参加なのに、多くの保護者が加入しているのは、子どもに悪影響があると心配するからかもしれません。
例えば、PTA会費で購入される卒業生の記念品を受け取れなかった例があったり、親が学校を訴えることになった事例もあります。みんな特別な思いを抱く学校と揉めたくないですよね。
公立の小中学校では、地域や学区という小さなコミュニティがあるため、「みんなが入っているなら…」と入会することに諦めがちです。地方にいくほどPTA加入率は高いでしょう。実際うちの学校はぼぼ全員加入。
では、高校のPTAはどうでしょうか？
高校では、私立でも公立でも、地域の束縛がなくなるため、自由に選べる環境です。ただし、私立の場合は「PTA活動に賛同する方のみ受験可能」と案内されることもあり、事実上の強制加入が前提になっていることも。公立ではほとんどの保護者が加入している状況です。
個人的には、任意加入のはずが、記念品の差や、賛同しないと入学できないような制度には疑問を感じます。
それに、子どもの進学に影響があるかもしれないという現実も重くのしかかります。
大学でもPTAは存在しますが、その時点での参加はまた別の問題でしょう。
PTA入らないとどうなる？影響ある？
普通、こどもを持つ親なら誰しもが「PTA入らないとどうなるの？」って気になるよね。
PTAには入るのが普通って感じだけど、入らない選択をしたらどうなるのか、そこが不安ポイントだよね。
- PTA会費は払わなくてOK！
- 役員としての仕事は必要なし！
- PTAがやってるイベントに無理に参加しなくても大丈夫！
これで、PTAの活動に縛られずに済むから、ちょっと楽になるかもね。
でもさ、「PTA会費って払わないとどうなるの？」って心配もあるよね。子どもに何か影響があるのかなって。この辺の詳しい話をこれからしていくね！
PTA会費、どこに使われてる？
PTAの会費、どこに使われてるの？って気になるよね。そのお金って、PTAの動きを支える大切な資金なんだよ。
学校によって使い道はいろいろだけど、大体こんな感じで使われてるんだって：
- 卒業生への記念品を買う費用
- 卒業証書を入れる筒の用意
- PTA主催のイベントの費用
- 慶弔関連の費用
- 広報誌を作るときの費用
特に、卒業のときの記念品や証書の筒が、PTA会費から出てるって知ってた？ これって結構重要なんだよね。
ただ、PTAに入ってない家庭の子どもたちが、これらの恩恵を受けられないかもしれないっていうのは、保護者さんたちが心配するポイントなんだ。
PTA未加入と子への影響について
PTAに入らないと、子どもにどんな影響があるの？って、ママたちの間でもよく話題になるのね。
そもそも、PTAって親が自由に参加する団体だから、子どもたちに直接影響するものじゃないんだよ。PTAに入ってなくても、子どもたちが何か不利に扱われることは本来ないはず。
例えば、PTAが用意する卒業記念品や、イベントなんかは、全員の子どもたちが対象だからね。でも、時々「会費も払わないのに、同じメリットを受けるのはおかしい」と思う親もいるみたい。
実際には、PTAに入らないことで、何か大きな不利益を受けることはないけど、親同士のちょっとした意見の違いから、子どもたちが気まずい思いをすることもあるかも。
だから、無理してでもPTAに参加する親もいるし、記念品の費用だけは払っておく保護者も多いんだ。
でもね、PTAに入らない理由って、大体がその団体自体に疑問を持ってるからで、単に会費を払いたくないわけじゃないの。
時代が変わるにつれて、PTAの在り方についても、もっとフレキシブルに考えていく必要があるかもね。
PTAを廃止することの良い点と悪い点について
保護者たちの中には、もはや「PTAは必要ない」という意見がありますね。実際、PTA廃止に向けて動く動きもあり、段々とPTAがない学校が増えているんだって。でも、PTAを廃止した場合のデメリットもちゃんと考えないといけないよね。この記事では、PTAを廃止することの良い点と悪い点について、ガッツリ説明していくわ。
PTAをなくす良い点
PTAをなくすって、実はいいこともたくさんあるんだよ。
まず、ママたちやパパたちの間のもめ事が減るってこと。みんなでPTAやる熱量が人それぞれだから、役員を決める時のもめたり、グループわけが原因でトラブルが起こったりすることもあるけど、PTAがなくなればそういうこともなくなるかも。
それから、親の負担がめっちゃ減るのもデカいよね。今って共働きの家庭も多いし、シングルで子育てしてる家庭も増えてるから、PTAの活動に参加するのが大変なんだよね。PTAがなくなれば、そのストレスからも解放されるってわけ。
さらに、PTAの活動で忙しくなることもなくなるから、自分の時間をもっと有効に使えるようになるよ。役員決めやミーティング、広報誌作り、イベント準備、地域のパトロールや環境美化活動、不要品の回収とか、ほんと色々あるから、これがなくなるとほっと一息つけるね。
PTAをなくす悪い点
PTAをなくすといいこともあるけど、デメリットもちゃんとあるよ。
まず、ママたちやパパたちの交流が減っちゃうこと。PTAって、親同士が情報交換したり助け合ったりする大事な場所だから、これがなくなると子どもの成長をサポートする場も少なくなるんだよね。
次に、学校や先生との関係が希薄になるってこと。PTA活動を通じて学校に行く機会が増えるから、子どもの学校生活についてもっと理解できるんだ。でも、PTAがなくなると、そういう機会も減って、学校との繋がりも薄れちゃう。
さらに、学校や行政に対して意見を言う力が弱まるのもデメリットだね。PTAは保護者の声を学校や行政に届ける大切な役割を持っているから、これがなくなると、親の意見が届きにくくなるかも。
最後に、安全パトロールや地域活動の減少も問題だよ。多くの学校でPTAが子どもたちの登下校の安全を見守ってるけど、PTAがなくなったら、これらの活動もなくなる可能性があるからね。
PTAを廃止すると、これらの大事な活動をどう補うかが課題になるんだ。だから、PTAをなくすことについては、賛成する人もいれば反対する人もいるってわけ。
PTAに入らない時や退会時の手続き
PTAに入らない選択肢もあるんだよ！
PTAは本来任意で入るものだから、入りたくなければ加入しなくてもOKだし、もう入ってるけど辞めたい場合も退会できるの。
もし、子供が入学する前から「PTAイヤかも」と思ってる場合は、「PTA非加入届」を出すといいよ。すでに入ってる人は「PTA退会届」を提出してね。
ポイントはコレ：
- 何をどう伝えるか、ちゃんと書面で！ 面倒な対立とかトラブルを避けるためにも、全部書面でやりとりするとスムーズ。
- 誰に提出するかも大事。校長先生や教頭先生がベストだよ。なんとなくPTA会長に渡すのもアリだけど、PTAのルールを完全に理解してないこともあるから、学校の先生方が安全かな。直接渡すか、郵送でもOK！
こんな感じで進めると、スムーズにPTAからフリーになれるよ！
最後に
PTAについては、みんなそれぞれ色々な意見があるよね。
家庭環境や考え方が違うから、PTAの必要性を感じる人もいれば、「PTAいらないかも」と思ってる人もいるの。
でも、PTAでよく聞く悩みは人間関係のもつれ。
会議でのプレッシャーや、役割を押し付けられること、参加しない人や意見が違う人へのちょっとした陰口などが、ストレスの原因になってるんだよね。
結局、大事なのは子供たちのことを一番に考えて、地域でみんなでサポートし合う環境を作ること。それができれば、PTAに入っているかどうかに関わらず、子供たちをしっかりサポートできるよね。
