「嗤う淑女」ドラマ第8話~のあらすじネタバレ感想＆視聴率

松井玲奈演じる野々宮恭子の家で、内田理央が演じる蒲生美智留が奇妙な共同生活を送っているんだけど、恭子とのギスギスした関係がピークに達しちゃうの。

その頃、恭子の弟で前田拳太郎が演じる弘樹は、家族に抑圧されてるって感じてて、すごく苦しんでいたんだけど、美智留の言葉がキッカケで、本当の敵が家族の中にいるって気づくの。

そして、ある日、自分の正義感で暴走しちゃう弘樹が、その敵に向けて大暴れするんだよね。一方で、大東駿介演じる刑事・麻生が、美智留への執念深い捜査を続けて、徐々に彼女に近づいていくっていう展開になってるの。

恭子が再び弟の弘樹のバイト先で美智留の件で協力してくれるか聞いてみたの。弘樹は断るわけ。「お前こそ、嘘つきじゃん。前に美智留に何してたか見たからね。まじで悪魔みたいだったよ」って。恭子はそれ違うって説明しようとするけど、弘樹は服を掴まれても「離せよ！」って抵抗。

そこに父親の孝之が割って入って、弘樹を引き離す。孝之は恭子に「お前はどうしようもないな」と冷たく言って。その夜、家族は4人で夕食。美智留は仕事で遅くなるってホテル泊まるって言ってた。弘樹はこっそりと家族のコップに睡眠導入剤を混ぜて。

夜、自分の部屋で眠気に襲われながら、恭子のスマホが鳴る。麻生からで、美智留と恭子が大島の死に関わってるんじゃないかって。美智留に使われてるんじゃないか、恭子も実は被害者なのかって。

そのとき、恭子の部屋のドアが開いて、父親が話しかけてきて。恭子は慌てて電話を切る。父親は「もう眠いから寝る」と言って部屋を出ていった。麻生は電話口で父の声を聞いて、恭子が実家にいることに気づくのよ。

弘樹がバールを持って両親の寝室をチェックし、みんなが寝てるのを確かめる。次は美智留がいないか見ると、恭子の部屋にこっそり入るの。そこで、寝ている恭子めがけてバールを何回も振り下ろすの。

弘樹は美智留を守ったと興奮するわ。恭子の体をリアカーで運んでる最中、「何してるんだ？」って父親が怒鳴る。弘樹は「豚を片付けたんだ」と冷静に返す。父はシーツをめくってリアカーの中身を見て、恐怖で動揺する。嘘だろってパニックになりながら恭子の遺体にしがみつく。

そんな父を弘樹はバールで後ろから撃ち殺すの。母がそれを見て逃げようとしたけど、物音を立てて隠れることに。弘樹は2人の体を焼却炉に運ぶ。そのとき美智留の幻影が現れて、「早く焼却しないと」って言うの。弘樹はその言葉に従って遺体を焼却。幻影の美智留が弘樹を褒めちぎる。これで美智留にふさわしい人間になれたかって弘樹が訊くと、美智留はもちろんって答える。

翌日、麻生と部下が恭子の実家に来る。作業場で弘樹が何かを叩いてるのを見て、「何してんだ？」って声をかける。弘樹は徐々に振り返り、「骨を砕いてるんだ」と正気を失った目で言うの。その後、弘樹は逮捕され、恭子の実家には警察のテープが張られるわ。

取り調べで、刑事の麻生が弘樹に厳しい口調で問い詰めるわ。「お前が恭子とお父さんを殺したのか？」って。弘樹はふてぶてしく「悪いことはしてない」と返すの。彼によれば、家族は彼の自立を邪魔する壁で、やられる前にやったんだって。

麻生が混乱して「どういうことだ？」って聞くと、弘樹はもっとぶっちゃける。「いつか父さんに殺されるかもしれないと思ってた。恭子も同じ。恭子は殺人者で、父さん以上にひどいかもしれない。美智留を殺そうとしてたから、それを阻止したんだ」って。

麻生はこの告白に驚愕して、「美智留が従姉妹だったのか」と新たな事実に驚く。それで、「家族を殺すように仕向けられたんじゃないのか？」ってさらに追及するわ。

弘樹は、美智留を守りたかっただけだと強調して、なんだか嬉しそうに笑うの。そういう表情見ると、やっぱちょっとおかしいんだよね。

そして、DNA鑑定の結果、死んだのが恭子と父の孝之だって確定したの。

1年後、美智留のオフィスに宮園守って男性が再就職の悩みを持ってきたわ。美智留は、あんたは南城都議の裏金問題で有罪になっただろう、それって本当にあんたの罪なの？って問い詰めるの。とんでもない扱いを受けてるじゃん。誰が本当の敵なの？って煽るのよ。

その様子を、デスクの向こうで見ている新アシスタントの女性。それが、保険金を持ち逃げした古巻登志雄の事件の加害者の妹、里美だったの。

一方で麻生はまだ美智留のことを捜査していて、地道に証拠を探してる状態。

宮園は再び美智留のもとを訪れ、南条からの再就職が断られたって話すの。美智留は、宮園が昔政治家を目指していたことから、政治家になるべきだとそそのかすの。「政治家の特権を奪え、お前が南城の後継者にふさわしいんだ」と言って煽るの。

散歩しながら、里美が美智留に、前のアシスタントがどんな人だったのか聞くわ。美智留は、その人は幼なじみで従姉妹で、かけがえのない人だったと答える。里美が、「そんな大事な人を殺したの？」って聞くと、美智留は驚くの。里美は続けて、美智留の周りには死体が増える一方だって。ブラックホールみたいだって言うの。自分の父もそのうちの一人だったと言って、それを見るのが好きだっていうのよ。美智留が怖くないか聞くと、里美は「怖いからいいの。最高なの」と答えるの。

テレビの速報で、都議会議員の南城が襲われたってニュースが流れてるわ。その元秘書、宮園が逮捕されたんだって。 その時、美智留のオフィスのインターホンが鳴って、麻生と彼の部下がやってきたの。 麻生さんが言うには、「南城が襲われるって通報があってね、蒲生美智留が関係してるかもって話だよ」と。

美智留が里美に向かって、「これってあんたが通報したの？」って訊くと、里美はにっこり笑って、「バレちゃった？」って答えるの。そして美智留に近づいて耳元で「私、あなたの後継者になれると思うの」と囁くのよ。

そこで麻生さんが美智留を連れ去ることに。

取り調べ室で、美智留が「南城の件で証拠あるの？」って聞くと、麻生さんは「証拠なんてないよ。でも今回の逮捕はその件じゃないんだ。ずっと前から君を調べてたんだ」と言うの。 美智留が「で、何か見つかったの？」って訊くと、麻生さんが「君に関わる人は次々と死んでるね」と。 美智留は「それ、証拠がなければただの作り話じゃない」とバッサリ。 そしたら麻生さん、「鷺沼覚えてる？彼女は銀行で2億円も盗んで、お前にとって用済みになったから殺したんじゃないの？」って。 美智留は「その動機、ミステリーとしてもつまらないわ」と返すけど、麻生さんは「現実はそういうものだ」と言って、美智留が鷺沼を突き落とす映像を見せるの。

そんな映像がPCモニターに映し出されて、美智留の表情がね…。

サブストーリーがちょっとどうしようもなかったけど、美智留の裁判で全部持ち上がってきて、意外と無駄じゃなかったみたい。個人的にはイマイチな話もあったけどね。

でも、ストーリーが本線に戻れば、まあまあ面白くなるから、これからもガンガン進めて欲しいな。

ドラマ見て、原作読む気にはならないけど。

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