大学入学式向けのスタイリング提案をご紹介します。
大学の式典にはスーツを選ぶべきか、UNIQLO(ユニクロ)ブランドで大丈夫なのか、保護者の同伴は必要か、さらには入学式に適した髪色やバッグ、靴、ネクタイについて、男女別のトレンドブランドをご紹介します。
入学式の衣装をいつ購入すれば良いのか、その他入学式にまつわる一般的な疑問をクリアにします。
入学式に必要なアイテムや大学生活をスタートする上での準備についても触れていきます。
一人暮らしを始める学生にも有益な情報を提供します！
令和版、大学入学式の最新トレンドやよくあるシチュエーションも併せてご案内しますので、ぜひチェックしてみてください。
大学入学式の雰囲気はどんな感じ？
大学入学式は皆さんにとって初めての経験で、さまざまな心配事があるかと思います。 日本各地から新入生が集まるため、新鮮な驚きが待っていることでしょう！
大学入学式の一般的な風景
大学の入学式では、
・出席確認はされない ・座席指定はなし ・参加は任意 という特徴があります。そのため、多くの人が高校や予備校時代の友人と共に参加することが一般的です。
また、出席しなくても問題ない場合がありますが、式後のオリエンテーションや資料配布があるため、可能な限り参加することをおすすめします。
昨年度には、新型コロナウイルスやインフルエンザの流行に伴い、保護者の校内立ち入りを制限する措置を講じている大学も見られます。そのため、入学式に先駆けて配布される資料をしっかりと確認することが重要です。
2024年度各大学の入学式事情をチェック！
2024年度の大学入学式の最新情報を確認しましょう！
大学ごとの詳細は、公式ウェブサイトや配布資料でご覧ください。
前年度には、多数の大学で入学式が中止となった事例が報告されています。
今年度の主な大学の入学式は以下の通りです。東京大学は4月12日(金)、日本武道館にて開催され、保護者の参加は2名まで許可。京都大学は4月5日(金)、京都市勧業館みやこめっせで式典が行われます。保護者の参加は1名まで。早稲田大学では4月1日と2日、戸山キャンパスで入学式が計画されています。慶應義塾大学の入学式も4月1日、日吉キャンパスで新入生を対象に行われます。来場は新入生1名につき2名までとなります。
以下、入学式の情報を提供する大学の一覧です：
男性学生に推奨する大学入学式のスタイル
大学入学式向けの装い、特にスーツや靴、カバン(リュック)などの推奨アイテムについてご案内します。
大学入学式での装束は、スーツが必須
大学の入学式での一般的な選択として、スーツが挙げられます。多くの学生、9割を超える割合で、入学式にはスーツ姿で参加しています。
スーツ選びの際の重要な要素は、その色と柄にあります。これらに関して、詳しく説明していきます！
スーツの色は、ブラック、ネイビー、グレーの三つ
入学式に適したスーツの色として、ブラック、ネイビー、グレーの三つを推奨します。
ブラックスーツは、その万能性から、入学式だけでなく就職活動や成人式など、さまざまな場面で活躍します。色のコーディネートも容易で、どのような場合でも頼りになる選択肢です。
ネイビースーツは、フレッシュでダイナミックな印象を与え、初めてのスーツとしても好まれる色です。
グレースーツは、色の明度や柄によって印象が大きく変わり、比較的明るい色調のものが多いですが、入学式にはダークグレーやチャコールグレーのような濃色を選ぶのが適切です。
スーツ柄はシンプルがよい！
スーツの柄に関しては、シンプルが最良です。
特に、大学入学式に適したスーツの柄としては、他のアクセサリーとの調和が取りやすく、基本的に失敗しない無地を推奨します。
一方で、ストライプやチェックといった柄物は、控えめなデザインであれば、洗練された印象を与えます。目立ち過ぎず、さりげなく柄が感じられる程度が理想的です。
ネクタイは2本あるとベター！
入学式だけでなくその後のシーンも見越して、ネクタイは2種類準備すると便利です。
スーツを選んだ後はネクタイの選択も重要なポイントとなります。入学式の雰囲気に合わせて、爽やかなブルー系のネクタイが推奨されます。
選び方のポイントは、まずスーツとシャツのカラーを決めてから、それらと調和するネクタイを選ぶことで、全体のコーディネートがまとまりやすくなります。
ネクタイのデザインとしては、ストライプやドットが王道で、色使いはシンプルに2色程度に抑えるのが良いでしょう。派手なデザインと控えめなデザインを各1本ずつ持っていると、様々なシチュエーションに対応でき、着こなしの幅が広がります。
バッグ・カバン・リュックはマストではない
鞄・バッグ・リュックは大学入学式で絶対に必要というわけではありません。
入学式に持参するバッグとしては、ブリーフケースやトートバッグがよく選ばれます。
リュックを持って行っても問題ないかという疑問を持つ人もいますが、全く問題ありません。
就職活動を考慮するとブリーフケースを選ぶ人もいますが、リュックを背負っている学生も多く、気にする必要はないでしょう。
靴は男性は紐付きの革靴を
男性はスーツスタイルに紐付きの革靴を選ぶのが適切です。
大学入学式において、男性はスーツと組み合わせるために紐がある革靴を選ぶべきとされています。スニーカーは不適合です。適した革靴のタイプには、「ストレートチップ」が推奨されます。
「ストレートチップ」とは、つま先に直線的なデザインが施された革靴のことで、入学式や就職活動、さらにはフォーマルな場にも対応可能な靴です。
就職活動も視野に入れる場合、黒色の「ストレートチップ」で、靴紐の穴が内側に隠れた「内羽根」スタイルがフォーマルに適しています。対照的に、「外羽根」はもっとカジュアルな印象を与えます。
入学式では内羽根や外羽根について過度に心配する必要はありませんが、就職活動で使用する予定がある場合は注意が必要です。
高校でローファーを愛用していた方もいるかもしれませんが、ローファーはよりカジュアルな装いに適しており、スーツとは一般的には合わせません。しかし、大学入学式での服装に関してはそこまで厳密ではないため、ローファーを選ぶことも一つの選択肢です。ただし、就職活動等での服装選びには適さない点には留意してください。
女性学生向けの入学式スタイリング提案
女子学生のための大学入学式向けの服装ガイドをご紹介します。
女性にはパンプスがおすすめ
女子学生にはハイヒールよりもパンプスを選ぶことを推奨します。
入学式にふさわしいスーツを選んだ際には、パンプスが一般的に適しています。
パンプスを選ぶ際には、多くの方が黒や他のダークカラーのスーツを好むため、黒色のパンプスを選ぶと失敗がありません。
しかし、この場合は就職活動のスタイルとは異なり、大学の入学式のため、靴の色は比較的落ち着いた色であれば、特に派手すぎる色でなければ問題ありません。もし茶色を選ぶ場合は、黒に近い濃い茶色が最適です。
パンプスの理想的なヒールの高さは約3cmから5cm程度で、これは就職活動にも適している高さです。
コートは必要？
入学式でコートを着用する必要があるかどうかはよく話題になります。コートは寒さをしのぐためにありますが、入学式が行われる時期は気温が不安定なため、その必要性は日によって異なります。
4月に行われる大学の入学式の時期は、日によって気温が大きく変わることがあります。そのため、入学式でコートを持参するかどうかは、当日の気温や天気状況に左右されます。
寒さを感じる可能性がある場合は、コートを持って行くことをお勧めします。
コートは絶対に必要なわけではなく、財政的に余裕がある場合に考慮するアイテムです。また、将来の就職活動に向けて、投資としてコートを購入する考えもあります。
特に、就職活動の際に使用するリクルートスーツに合わせられる、黒やネイビー、グレー、ベージュ、ブラウンなどの落ち着いた色味のトレンチコートやステンカラーコートの購入を検討するのも良いでしょう。
多くのスーツ専門店では、就職活動に適したコートも扱っているため、選択肢の一つとして考えることができます。
スーツ以外で考慮すべき入学式の衣装
大学の入学式でスーツに加えて検討すべきアイテムには、ドレスシューズ、ネクタイ、ネクタイピン、バッグが含まれます。
しかし、ネクタイピンとバッグに関しては、新たに購入する必需品ではないことを覚えておきましょう。
バッグに関しては、入学式専用ではなく、大学生活全体を通じて使えるものを選ぶことが推奨されます。
入学式の衣装購入、最適なタイミングは？
日本の大学や専門学校の入学式では、入学式が4月の初めに設定されている場合が多いです。このため、入学式に適したスーツを余裕を持って準備するためには、3月中旬までには購入することが望ましいです。
入学式に向けてスーツやネクタイ、バッグ、靴、コートを準備する場合、3月26日前後の購入が最適です。これは、スーツやその他のアイテムをセットアップするのに最大で一週間程度要することがあるためです。
この時期に購入することで、4月の入学式に余裕を持って準備ができます。
紳士服専門店などでは、1月末から徐々に入学式用のスーツの販売を開始し、2月から3月にかけては選択肢が増えます。特に男性は裾上げなどの加工が必要になるケースが多く、2月から3月の早い段階での購入が推奨されます。
オーダーメイドスーツを選ぶ場合は、完成までに約1ヶ月から1.5ヶ月かかることが普通です。3月中旬の入学式に合わせたい場合は、最遅でも2月の初めには注文するようにすると良いでしょう。
希望するアイテムが売り切れてしまったり、裾上げなどの調整が入学式までに間に合わなくなるリスクを避けるためにも、早めに購入することを心がけましょう。
入学式に適した髪色の選び方
大学の入学式に際して、髪色を変えても良いか迷っている方もいるかもしれませんが、心配無用です！
多くの学生が選ぶ髪色は茶色が一般的です。
「高校時代の規則から自由になりたい」や「目立ちすぎるのではないか」といった様々な思いがあるかもしれませんが、大学の入学式は特別な機会ですから、自分らしいスタイルを楽しむことをお勧めします。
特に女性の場合、インナーカラーを取り入れたヘアスタイルは洗練されており、人気を集めています。
男女別の入学式衣装購入先、トップ3ブランド紹介
大学入学式向けの服装を提供している、スタイリッシュで人気のブランドを3つご紹介します！
スーツやネクタイ、バッグ、靴、コートなど、一式を揃えることが可能で、セットで購入するとコストパフォーマンスも良いため推奨されます！これらのブランドは入学式に向けた特別割引も実施しており、非常にお得に購入できるチャンスがあります！
入学式に適したファッションブランド第一選「洋服の青山」
入学式に最適なブランドの一つとして、「洋服の青山」を推薦します。このブランドは日本のスーツ市場でのリーディングカンパニーであり、リーズナブルな価格設定と高品質で知られています。
洋服の青山の魅力
- 豊富なセットアップオプション
- 個々の好みに合わせた組み合わせが可能
- 幅広いサイズ展開
- 特に大学新入生（メンズ）に向けた商品が充実
- オンラインでの購入がさらにお得な「Web限定価格」を提供
- さらに、お得なアウトレットセールも実施中
入学式向け推奨ブランド第二弾「AOKI」
入学式にふさわしいブランドの第二弾として、「AOKI」をご紹介します。
AOKIの特色は以下の通りです：
- 大学生に合うような若々しいデザイン
- レディーススーツに特に注力
- 動きやすさを重視した商品展開
- ブラウスも含めて選択肢が豊富
AOKIは特に若者をターゲットとしており、レディースラインの強化に努めています。入学式の装いにおいて、美しいシルエットと快適な着心地を求める方におすすめです。価格面でも手頃で、入学式用の衣装として選ぶ価値があります。
入学式推奨ブランド三選目「THE SUIT COMPANY」
入学式にピッタリなブランドの三つ目は、「THE SUIT COMPANY」です。
THE SUIT COMPANYの主な魅力は以下の通りです：
- ヤングジェネレーション向けでありながら成熟した雰囲気
- コスパが高く、品質の良さが魅力
- スカートスーツがシンプルでありつつも女性らしさを強調
- 入学式で注目を浴びる洗練されたデザイン
- ブラウスやシャツの品質が高く、快適な着心地
THE SUIT COMPANYで選ぶスーツは、入学式をはじめ、バイトやインターンシップの面接など、様々な場面で活用できます。そのため、購入時には動きやすさや快適さも考慮することが大切です。
大学入学式の面白い風習やトリビア
入学式前には、まだ顔を合わせていない新入生同士で学部ごとのLINEグループが形成されることがよくあります。これは、SNSや高校時代の友人関係を通じて自然とグループが作られるからです。
高校時代はそれほど親しくなかった人たちとも、大学入学式で一緒に行動する機会が生まれます。最初は違和感を感じるかもしれませんが、通常は意外に早く仲良くなります。ただし、大学を卒業する頃には、多くの場合、連絡を取り合わなくなっています。
小学校や中学校時代の友人と大学入学式で偶然再会することもあります。久しぶりに会った彼らの変化に驚くこともあるでしょうが、懐かしい面影を見つけることができるでしょう。
入学式では多数のサークルからの勧誘があります。通常、先輩たちが式に参加して新入生にビラを配りますが、昨年までの3年間はコロナで先輩たちが参加できないいましたが、今年はこの体験が復活するかも。
入学式への保護者(親)の同伴について
多くの場合、大学の入学式では、新入生の大切な瞬間を見守るために保護者が訪れることが珍しくありません。
入学式への参加可否については、まずはご自身が入学する大学の資料を確認し、その情報を基に家族と相談して決定すると良いでしょう。
一般的には、保護者は式典で着物を着用し、式後には写真撮影を行いますが、その後の時間は学生が友達と共に過ごすケースが多く見られます。
入学式前に準備すべきこと
大学の入学式は、新しい生活の始まりであり、多くの方がその新鮮なスタートに興奮していることでしょう。ここでは、入学式に向けて準備しておくべき最低限のことを紹介します。
大学生活の準備
多くの人が高校までとは異なる環境変化を経験することになるため、新しい生活への移行をスムーズにするための準備が重要です。
これには新しい衣類や交通機関の定期券、家具の購入などが含まれます。
個人的な意見としては、入学式後は想像以上に時間があるため、入学式前には必要最低限のアイテムのみを揃え、残りは入学式後に購入することを勧めます。
大学入学前の英語学習のすすめ
大学入試の勉強が終わり、急に勉強から離れることになった人や、合格発表後に勉強をしてこなかった人もいるでしょう。
とはいえ、英語は大学生活を通じて必要な科目であり、TOEIC、英検、TOEFL、IELTSなどは就職活動においても重要視されます。大学受験で培った英語力をさらに伸ばしていくためにも、入学後も学習を続けることをお勧めします。
大学生活で必要なパソコンの選び方
大学生にとってパソコンは、レポート作成や教員との連絡手段として欠かせないツールです。特に今年は、一部の授業がオンラインで行われる可能性もあるため、入学前に準備しておくことが望ましいです。
学生協同組合で安価に購入できるオプションもありますので、この選択肢も検討する価値があります。
大学での情報収集の重要性
大学生活を円滑に進めるためには、情報の収集が非常に重要です。大学から提供される資料は、必ず確認するようにしましょう。特に、SNSを活用して各大学が発信する最新情報を得ることは、今年は特に重要です。
クレジットカードの利用開始
大学生になると、アルバイトの開始や自分自身で様々な物を購入する機会が増えます。そのため、経済活動がより広がりを見せるこの時期に、クレジットカードを取得し、慎重に管理することが推奨されます。入学式前にはこの準備を整えておくと良いでしょう。
一人暮らしを始める大学新入生への入学式準備ガイド
多くの大学生が初めての一人暮らしを経験します。一人暮らしをスムーズに始めるためには、入学式に先立って生活必需品を全て揃えることが重要です。
大学合格から入学式までの期間は、予想以上に速く過ぎ去るため、家具や食器、そして日用品の準備は早めに行いましょう。
また、ガスや電気、水道のほか、インターネットサービスの契約を完了させることも忘れずに。これらの準備を事前に行っておくと、新生活をより快適にスタートできます。
新入生へのメッセージ：入学式を迎えるにあたって
以上の情報はいかがでしたでしょうか？
大学の入学式に向けて準備すべき事項はこれまでの高校までの学校の入学式と比べて多岐にわたり、大変かもしれません。しかし、これを機に新たな生活を素晴らしいスタートにするために、入学式の準備を計画的に進めましょう。
紹介した入学式準備を通じて、充実した大学生活を楽しんでいただければ幸いです！
