「PTAに入らないとどうなるの?」PTAに関する疑問調べてみた!

はじめましてPTA | 日本PTA全国協議会

忙しいママやパパたちにとって、PTA活動はなかなかの負担に感じることが多いですよね。

昭和の時代は子どもが学校に入ると自動的にPTAに加入するのが一般的でしたが、その後平成、令和と徐々にですが変化して最近ではそのシステムが見直されています。

「実際、PTAに入らない家庭ってどれくらいあるのか?加入しないと何か問題でもあるの?」

高校生中学生小学生の三人の子を持つ、子育て中の現役ママが、このPTA加入に関する疑問を掘り下げてみることにしました。

PTAとは何の略か?正式名称とPTAの起源と活動意義について解説 ...

そもそも「PTA」ってなに?

PTAは「Parent Teacher Association(ペアレント ティーチャー アソシエーション)」の略で、子どもたちが健やかに成長することを目的に設立された任意の団体です。この団体は、保護者と教職員が協力し、学校と地域、家庭をつなぐ役割を担い、教育環境の向上や課題の解決、さらには相互理解や交流を深めるために様々な活動を行います。

不要論もあるPTA 見直すべき運営のあり方。外注活用で保護者は ...

具体的には、運動会や健康診断の際の手伝い、バザーなどのイベントの運営、ベルマークの収集と集計作業、集団登校の組織や管理、地域の防犯パトロールや清掃活動、そして保護者向けの講演会や学習会の開催など、地域や学校によってさまざまな活動が行われています。

なんで今、PTA非加入がクローズアップされてるの?

日本のPTAは昭和時代の戦後スタートして、1950年くらいにはほぼ全国の学校でPTAができてたんだよ。でも、PTAの活動っていつもバリバリってわけじゃなくて、1990年の調査でも「参加率低め」「同じことの繰り返し」「役員が見つからない」とか色々問題があったみたい。

私みたいに働いてるママだと、PTA活動に時間を作るのも大変。役員や委員の人が足りなくて、くじ引きで決めたり、「子ども一人につき一回は役をやる」みたいな無理矢理感もあるのが実情。

しかもね、役員をやれなかったり、活動に参加できないときは、なんでできないのか他の人に説明しなきゃいけない学校もあるの。

最近はSNSとかで、PTAの負担が話題になってて、メディアにもよく出てくるようになったのね。それで、「PTAって実は任意で、子どもが学校に入ったからってみんなが強制的に入るわけじゃない」ということが広まり始めたわけ。実際、PTAから抜けたり、最初から入らないママもいるってわかってきたんだよね。

PTAの加入状況って実際どんな感じなの(小中学校の割合)?

PTAの加入状況についてどんな感じなのか、みんな気になるよね。

2022年に、東海テレビのニュース番組が名古屋市、岐阜市、津市の市立小中学校500校以上を対象に調査を行ったんだけど、その結果、約4割の学校から回答があったの。その中で、「保護者が全員加入している」と答えたのは47.2%で一番多かったけど、「ほぼ全員が加入している」っていう回答も35.2%あって、少数の非会員がいる状況も浮かび上がった。さらに、約10%以上の非会員がいる学校も9.3%いたから、全体的に見ると4割以上が全員加入ではないってことになるね。

少し前なんだけれど、福岡市のPTA協議会が2017年に行った調査では、2015年以降に退会や入会を拒否したケースが約30%の学校で報告されていて、「仕事などで活動できない」が一番多い理由だったよ。

活動方針に賛同できない、委員決めの方法に問題があるって意見も3割近くあったんだそう。

実際に、私の周りにもPTAに入っていない保護者の方もいるかもしれない。

PTAに入らないとどうなる?のか不安

PTAに入らないとどうなるのか、その影響について気になるメリットとデメリットを探ってみました。

日本PTA全国協議会

PTAに入らなかったときの不利益って気になるよね。実際に、入らかったらこんな事があったって話があるの。

  • こどもが集団登校のグループに入れなくて、一人で学校に行かなきゃいけなくなった
  • PTAがやってるバザーで、子どもがお菓子や無料チケットをもらえなかったり
  • 卒業式の記念品がもらえず、自分で費用を払うことになったり
  • PTAのニュースレターが手元に届かなかったりすることも

実際、こういう不利益を受けるよって言われて、仕方なくPTAに入ったって人もいるみたい。

でもね、PTAって本当は学校にいる全員の子どもたちのためにあるものだから、保護者が入ってるかどうかで、子どもたちに差をつけるのはNGだよね。

それに、PTAの活動って強制じゃなくて任意だし、役員や委員をくじ引きやじゃんけんで決めるのも、在学中に必ず一度は役をやらせるのも、本来はあんまり…って思うよね。

プライベートな事情で役員を免除する時も、個人のプライバシーを尊重するのが大事。

最近は、こうした問題に対応するために、いろんな自治体でPTAの活動ガイドラインを作ってるから、ちょっと調べてみるといいかもしれないよ!

PTAに入らないメリット

PTAに入らないことで、直接的なメリットって結構あるのよ。

  • PTAの会費を払わなくてOK
  • 役員や委員になる必要がなし
  • PTAがやってるイベントや活動に参加しなくても大丈夫

それに、PTAに関わらないことで、ちょっとした副次的な良いこともあるかも。

  • 自分の時間を自由に使える
  • 役員や委員を決めるときのちょっとした気まずさから解放される
  • PTAの人間関係でトラブルに巻き込まれたり、気を使うことが減るからストレスも少なくなるよ!

PTAに入らないデメリット

PTAに関わらないと、こんなデメリットが出るかもしれないよ。

  • PTAに入らない特別な手続きが発生して、反対に面倒に。たとえば、入学と同時にみんなが加入するシステムだったりすると、特にそう感じることがあるんだ。
  • 他の保護者や先生と親しくなるチャンスや、大事な情報を共有する機会を逃しちゃうかも。
  • 非加入はだいたい少数派だから、周りに気を使うことが多くなることも。

さらに、学校全体でPTAの加入者が少なくなった場合、学校と保護者、保護者同士、さらには学校と地域の関係が薄れることがあって、結果として子どもたちに悪影響が出る可能性もあるの。

PTAを通じて、子どもたちに関わる大人が互いに知り合い、学校の日常をチェックすることで、学校が開かれた良い環境が保たれ、子どもたちがより多くの目で見守られるっていうメリットもあるんだよ。

「PTAに入らないとどうなるの?」PTAに関する疑問まとめ

忙しいママやパパにとって、PTA活動って本当に大変なんだよね。時間も精神的にも結構負担が重いの。

少子化や、仕事とプライベートのバランスが変わってきたり、コロナの影響もあって、最近ではPTAのやり方もちょっとずつ変わってきてるんだ。例えば、ITを使った効率的な方法や、役員や委員の体制を見直す動きが出てきてるの。

個人的にはね、保護者の負担を全くなくすわけじゃないけど、昔ながらのやり方に固執せず、今のママやパパが働くスタイルや生活に合わせて、PTA活動をもっとフレキシブルに変えていけたらいいなって思ってるの。そうすれば、子どもたちの成長ももっとサポートしやすくなるよね!

タイトルとURLをコピーしました