ウォシュレットは温水でお尻を洗う温水洗浄便座だよね。
トイレットペーパーの節約ができて、お尻も清潔に保てる便利なアイテム!
コンビニやスーパーなどいろんな施設に置いてあるよね。 2022年の調査では、国内の2人以上世帯でウォシュレットの普及率は80%以上になってるんだって。
でも、正しい使い方を知らない人も意外と多いみたい。
例えば、温水をあてる時間や水圧はどう調節してる?
間違った使い方をしていると、お尻の周りの皮膚にトラブルを起こすこともあるから気をつけてくださいね。
今回は、温水洗浄便座の正しい使い方ガイドとして、ウォシュレットの正しい使い方や使用上の注意点、間違った使い方によるリスクまで解説していきますね。
是非とも最後までチェックしてください^^)
※【注意】ウォシュレットという言い方はTOTO株式会社の登録商標であって、一般的な名前は温水洗浄便座だよ。みんな知ってた?
温水洗浄便座の正しい使い方
まずはウォシュレットの基本的な使い方から説明するね。
① 便座に深く腰かけて使う 深く座ることで、ウォシュレットのシャワーの飛び散りを防げるよ。
② 使用後、操作パネルでおしりボタンを押して水圧を調節 洗浄の強さは好みにもよるけど、あまり強くしすぎないようにね。
③ 5~6秒くらいでストップ 長時間洗い続けると、あの部分のバリア機能が弱まる原因になるよ。
④ 洗浄後、ふき取る トイレットペーパーを軽く押し当てて水分をふき取ってね。
⑤ 便座から立ち上がって、便座の後ろの水滴を拭き取る。
次に使う人のためにも、便座が汚れていないか確認してね。
温水洗浄便座のボタンの種類と使い方
ウォシュレットの主要なボタンの種類と使い方を説明するね。 機種によっては多少違う場合もあるから注意してね。
■ おしりボタン
おしり洗浄は、排便後にお尻周りに付いた汚れを洗い流す機能だよ。
洗浄の強さは【-】【+】ボタンで調節できて、止めるときは【止】ボタンを押してね。
■ ビデボタン
ビデ洗浄は、生理のときとかに局部周りに付いた汚れを洗い流す機能。
おしりボタンと同じで、洗浄の強さは【-】【+】ボタンで調節して、止めるときは【止】ボタンを押してね。
■ マッサージ洗浄
機種によっては、マッサージ洗浄(ムーブ)がついてるタイプもあるよ。
おしり洗浄中に洗浄の強さを変えて、マッサージみたいに洗う機能だね。
ビデ洗浄にはマッサージ機能はないよ。
■ 洗浄位置操作機能
シャワー使用中に、洗浄位置を前後に調節できる機能があるよ。
【前】とか【後】を押すと数段階で調節できて、便座から立ち上がると自動で元の位置に戻るんだ。
温水洗浄便座(ウォシュレット):ありがちなの間違った使い方とは?
便利な温水洗浄便座(ウォシュレット)だけど、間違った使い方をしている人も少なくないみたいですね。
以下の使い方は避けてくださいね。
■ 先にトイレットペーパーで拭いてから洗浄
ウォシュレットはあの部分の汚れを温水で落とすためのものだから、先にトイレットペーパーでお尻を拭くと汚れをこすりつけてしまい、逆に落ちにくくなっちゃうよ。
■ あの部分を広げた状態で洗う
あの箇所を洗いすぎると、皮膚のバリア機能として表面を潤す天然の油分である「皮脂膜」を失っちゃうよ。
その結果、有害物質の侵入を防げなくなり、菌が増殖して免疫力が低下し、いろんなトラブルが起きる可能性があるから、やめておこうネ。
■ 便通改善で刺激するために使用
便通改善のためにウォシュレットを使わないようにしてね。
こういう使い方を続けていると、ウォシュレットの刺激なしではできなくなることがあるんだ。
■ 腸内を洗浄するために使用
ウォシュレットのおしり洗浄・ビデ洗浄は、局部周辺に付いた汚れを洗い流すための機能だから、表面を洗うだけで十分清潔にできるよ。
直腸まで温水が入るような使い方はやめよう。
■ 膣を洗浄するためにビデを使用
膣を洗浄するために温水洗浄便座(ウォシュレット)のビデ機能を使うのもやめてね。
温水洗浄便座(ウォシュレット)は膣の中を洗浄するための機能ではないし、「膣内のニオイがなくなる」「有害菌を洗い流せる」などの効果もないよ(きっぱり‼)。
ここまで割とありがちなの間違った使い方の例をみてきました。でも上記の例は実際にやった人の使い方なんだよ!
みんなはどう?
まさか変な使い方してないよね^^)
温水洗浄便座(ウォシュレット)誤った使い方によるリスク
ここまでは、ありがちなウォシュレットの誤用を紹介したよ。ウォシュレットの使い方を誤ると、以下のようなトラブルを起こす可能性があるんだ。
■ 温水洗浄便座症候群
温水洗浄便座(ウォシュレット)を過度に使うと、肛門のバリア機能が低下して肛門のかゆみなどが出ることがあるんだ。
これ「温水便座症候群」と呼んでるの。
おしりのアノ箇所への刺激が強すぎないように、洗浄の強さは控えめにしよう。
■ 膣炎
排尿のたびにビデ機能を使って過度に洗いすぎると、膣炎になるリスクがあるよ。
膣内の常在菌を洗い流してしまって、体内の菌バランスが崩れる可能性があるんだ。
特に局部に痛みや炎症があるときは使わないようにして気を付けてね。
■ 電気代・水道代がかさむ
温水洗浄便座(ウォシュレット)の機能には電気代がかかることを忘れないでね。
使う頻度が多ければ多いほど、電気代や水道代も増えていくから気をつけよう。
コレ、意外とみんな頭に無いというか。忘れてるんだよね。
温水洗浄便座(ウォシュレット):使用時の注意点
お尻を清潔に保つ温水洗浄便座(ウォシュレット)は、以下の注意点を守って適切に使おうね。
■ 適切な水圧で洗浄する
水圧を適切に調整しよう。
水圧が強すぎると、便の混ざった水がトイレに飛び散っちゃうし、アノ部分の皮膚を傷つけちゃう可能性もあるんだ。
お尻の中の粘膜まで洗い流されると、体内にバイ菌が入りやすくなっちゃうから注意してね。
■ 洗浄時間は短めに
温水洗浄便座(ウォシュレット)の洗浄時間は5~6秒で十分きれいになるよ。
長時間洗うと肛門周辺の皮脂まで洗い流しちゃって、バリア機能が失われるかも。
かぶれやかゆみなどのトラブルのもとになるから、過度に洗わないようにしよう。
■ 使用回数を抑える
温水洗浄便座(ウォシュレット)を使いすぎると、温水洗浄便座症候群や膣炎などのトラブルが起きる可能性があるよ。
温水洗浄便座(ウォシュレット)は適度な頻度で使うようにしようね。
最新のウォシュレットには便利な機能がたくさん!
温水洗浄便座(ウォシュレット)は令和の今も時代に合わせて進化し続けてて、最新のタイプには便利で快適な機能が満載だよ。
従来品と比べて電気代も節約できるように設計されているのも特徴。
以下にいくつか紹介するね。
■ ノズル除菌機能
ノズルが自動で洗浄や除菌してくれるクリーニング機能。
掃除が難しいノズル内の通水路まで除菌してくれるから、安心して使えるよ。
■ 脱臭機能
座ると脱臭を開始して、ニオイを吸引してくれる機能。
脱臭フィルターにホコリが付くと十分な脱臭ができなくなるから、ニオイが気になりだしたらお手入れしよう。
■ 防汚機能
水道水を使ったミストを便器内に吹きかけて水のクッションを作って、汚れをつきにくくする機能。
水垢やカビなどの黒ずみも気にならなくなるから、とても便利。
■ 自動洗浄機能
便座から立ち上がると自動で便器を洗浄する機能。
立ち上がってから洗浄を開始するタイミングは、好みに合わせて設定できるよ。
■ フタのオート開閉機能
人体検知センサーが人の動きを検知して、自動で開閉する機能。
フタに触れずに済むし、腰をかがめずに済むから、腰が悪い人や高齢者にありがたい機能だね。
■ 温風乾燥機能
便座の下から温風が出て、お尻周りを乾燥させてくれる機能。
好みの風量や温度に変更できて、トイレットペーパーが水浸しになる不快感もなく、使用量も抑えられるよ。