サポート詐欺にあった私の実例と具体的な対処法

唐突ですが、

見出しにも記載したとおり、

実は…

先日、詐欺の被害に遭遇してしまいました!!!

記事の最後には、どのように対処したかも記載してありますので、是非チェックしてみてください(^^;

話題の詐欺についてですが、

これは、所謂 『テクニカルサポート詐欺』 というものに遭遇しました(>_<)

昨日のこと、競合するブログを確認しようとあるブログサイトを訪れた時の話です。

訪問してしばらくしたら突然、

「お使いのPCがトロイの木馬によって侵害されています。お客様の知らぬ間に、PC内のデータが漏洩する恐れがあります」

などと表示されました(^_^;)

その時、画面上の「×」ボタンをクリックしても、キャンセルしようとしても、PCからは一切反応がなく…。

そして、耳をつんざくような警告音が鳴り響き、

音量を下げようにも、ウィルス警告のメッセージが画面を覆っており、操作ができませんでした(>_<)

警告画面にはMicrosoftのロゴが表示され、「Microsoftのサポートセンターへ電話してください 0101-・・・・・」とのこと。

「本当にMicrosoftからの警告なのか?」と疑問を抱き、普段通りMicrosoftのカスタマーサポートに連絡を取ろうとしましたが、

混雑していて、なかなかサポートスタッフとは連絡が取れませんでした(>_<)

警告音のビービー音が耳障りで、焦りを感じてしまいました。

結局、PC画面に表示された「0101-・・・」の電話番号に、Microsoftサポートとして電話してしまいました(^_^;)

電話をかけると、

「はい、Microsoftサポートです」

「どうされましたか?」と返答がありました。

私は「ウェブサイトを閲覧中に、突然トロイの木馬に感染したという警告が出て、PCを操作できなくなりました。個人情報は大丈夫でしょうか?」と尋ねました。

その後、Microsoftサポートを名乗る男性は片言の日本語で、

詐欺「大丈夫です、落ち着いてください」

「今からあなたのPCを見て確認します」と言いました。

私が疑問を呈すると、

私「申し訳ないのですが、普段Microsoftからは日本人のスタッフが対応していますが、本当にMicrosoftですか?」と質問しました。

詐欺者は「はい、私はMicrosoft社の社員です」

「これから私の社員証をお見せしますね」

「お客様、ご安心ください…」と応えました。

そして、遠隔支援アプリのインストールを促され、

Microsoft社員だという顔写真付きの社員証を見せられました。

詐欺「住所はこちらです」と教えられ、

私はすぐにスマートフォンでMicrosoft社の住所を検索し、提示された住所が正確に一致しました。

この時点で私の考えは、

/ ・日本語が片言だが、対応は丁寧

・Microsoft社の社員証を持っている

・Microsoft社の住所も正しい \

「本当にMicrosoftからの連絡なのか?」と思いつつも、何かが引っかかっていました。

そこでさらに私は、

「すみませんが、どうしても日本人の方と話したいのですが、可能でしょうか?」と頼んでみました。

詐欺者は「今は見ての通り忙しいですが、少々お待ちください。交代します」と返答し、

次に電話に出たのは

「はい、こんにちは、私はMicrosoftの鈴木です」と自己紹介しました。

私は驚いて、「えっ、また片言ですか?」と心の中で思い、

「実際に日本人ですか?」と尋ねると、

「はい、私は日本人のハーフです」との答えが返ってきました(^^;

その時、私は内心「ハーフ?本当に?本気で言ってるの?ちょっと面白くなってきた」と思ってしまいました。

さらに「純日本人の方と話せないでしょうか?」とお願いすると、

詐欺者は「日本人のスタッフは私たちより上位にいるので」と説明しました。

「それでは、上位の日本人スタッフをお願いできますか?」と頼むと、

詐欺者は「皆忙しいんです。そのままウィルスにさらされてもいいんですか?私と話を切ると守れなくなりますよ」と焦らせてきました。

仕方なく、「では、どうすればいいですか?」と聞くと、

詐欺者は「しっかり守れるセキュリティソフトが必要です」と提案しました。

「私はESETセキュリティを使っていますが、それではダメなんですか?」と尋ねると、

詐欺者は「それはインターネットセキュリティで、全然足りないです」と一蹴しました。

「必要なセキュリティとはどんなものですか?」と聞くと、

詐欺者は「〇〇というセキュリティで、プランは2年で4万5千円、5年で5万円、終身で10万円です」と説明しました。

私の頭の中は「終身プランって何?そんなのあり得る?」と驚愕しました。

詐欺者は「どれにしますか?」と尋ねたので、

私は「じゃあ、5年プランで」と答えました。

「5年プランですね。お支払いはカードまたはコンビニで、どちらがよろしいですか?」と詐欺者が聞いてきました。

心の中で「カードは怖いから嫌だ」と思い、私は「コンビニでの支払いはどうすればいいですか?」と尋ねました。

詐欺者は「カメラはありますか?」と聞いてきたので、「あります」と答えると、

「カシャ」と言いながら私の顔をPCカメラで撮影されました(>_<)

そして、名前もローマ字で書かせられました。

そして、

詐欺者は「コンビニでアップルカードを購入して、それで支払いが可能です」と指示しました。

心の中で「えっ、Microsoftがアップルカードでの支払いを求めるなんておかしい!」と疑問に思いました。

この時点で、これが詐欺であることに確信を持ちつつも、

ここまで来たなら、詐欺師を信じているふりを続けるしかないと考えました。

詐欺者は「近くにコンビニはありますか?」と尋ねました。

私は「はい、近くにあります」と答えました。

詐欺者は「どのくらいの時間がかかりますか?」と聞いてきました。

私は「往復で20分ほどです」と返答しました。

詐欺者は「コンビニでカードを買う際には、個人用に使うと伝えてください」と指示しました。

私は「個人用で使うと伝えればいいんですね。了解しました」と応じました。

詐欺者は「PCと電話は繋いだままで外出してください」と言いました。

※PCを遠隔操作された状態と電話が繋がったまま、外に出かけるフリをしました。

この時点で、私は改めて本物のMicrosoftに連絡を取り、ついに日本語を話すオペレーターに繋がりました。

私が「記事を読んでいたら急にトロイの木馬に感染していると表示され、警告音が鳴り、Microsoftからということで電話しましたが、これは本物ですか?」と尋ねたところ、

本物のMicrosoftのオペレーターは「それは詐欺です。現在非常に多発しています。私たちでは対応できないので、すぐにPCの電源を切り、PCの製造元に連絡して内部をチェックしてもらってください」と指示されました。

スマートフォンでは本物のMicrosoftサポートに、自宅の固定電話では詐欺師に繋がっているという、二つの異なる通話が同時に行われていました。

詐欺師に向けては、

「現在、本物のMicrosoftサポートと通話中です。電話を交換して話を進めてもらえませんか?」と提案したところ、詐欺師からの通話は即座に切断されました(^_^;)

疑念を抱きつつも、詐欺の罠にはまってしまった自分に驚きました(>_<)

幸いなことに、詐欺師たちにお金を渡すことはありませんでしたが、

危険なアプリケーションをインストールされてしまいました。

その後、専門家による徹底的なセキュリティチェックが必要となり、一時的にPCを使用できなくなりました。

幸い、ウイルスには感染していなかったものの(^_^;)

アプリケーションだけでなく、ウイルスを仕込まれる可能性もあるため、極めて高度な詐欺手法には注意が必要です(>_<)

【☆~対処法~☆】

今回遭遇したサポート詐欺は、ポップアップ広告を悪用したもので、ウェブページを開いた際に自動的に表示される警告画面により、ウイルス感染を偽装していました。

この詐欺は、サポート料金やセキュリティソフトの料金を不正に請求するものです。

一見普通のウェブサイトにも仕掛けられていることがあり、今回の私のように通常のサイトを訪れた際に遭遇することもあります。

プリペイドカード決済を促され、「入力エラーが発生しました。再度購入してください」と繰り返し言われ、結果的に大金を支払う被害に遭った人もいます。

そのため、突然のウイルス感染警告やアラーム音が鳴った場合は、すべて詐欺だと疑ってください。

また、

PCにはセキュリティソフトを必ず導入しておきましょう☆

これにより、不審なものは速やかに排除されます。

今回セキュリティソフトが反応しなかったのは、実際にはウイルス感染ではなく、単に警告画面を用いた詐欺だったためです(^_^;)

つまり、

見かけのウイルス感染警告によって不安を煽られ、詐欺に引っかかった

というわけです。

■万が一、ウィルス感染を示唆する警告画面に遭遇したら…

【1】操作可能な場合は、

「Alt」キーと「F4」キーを同時に押して、警告画面を閉じてみましょう。

【2】上記の方法が利用できない場合は…

「スタートメニュー」から「再起動」を選んでください。システムをリフレッシュするために「再起動」が推奨されます。

※システムを再起動することで、OSがクリーンな状態で再読み込みされます。

【3】それでも操作が困難な場合は…

「Ctrl」キー、「Alt」キー、「Del」キーを同時に押してみてください。

【4】最終手段として

「電源ボタン」を長押しする方法があります。

※電源が切れた後、安全を確認するために10秒以上長押ししてから手を離すことをお勧めします。

これらの対処法をぜひ記憶しておきましょう!

詐欺師に連絡してしまう前なら、これらの方法で問題なく対応可能です。

■万一、私のように詐欺師に連絡してしまったら、

【1~4】のステップを踏んだ後、直ちにPCの製造元に連絡し、PC内部のチェックを依頼してください。

不審なアプリケーションの削除やウイルス検査が必要になる場合があります。

絶対に私がしたように偽のMicrosoftサポートには連絡しないよう注意してください(>_<)

まずは冷静に行動しましょう!

本物のMicrosoftサポートがすぐにつながらない場合は、警察への相談も検討してください☆

警察は専門家であり、詐欺かどうかを迅速に判断してくれます。

「もし詐欺ではないかと少しでも疑問に思ったら、遠慮せずに相談してください」と警察は助言しています。

詐欺に遭遇してからではなく、疑問を感じた時点で警察に相談するべきです!

今回の経験から学んだことです。

警察からは、この件を多くの人に知らせるようにとの要請がありました。それほど詐欺被害が増えているようです(>_<)

本当に、ウイルス警告は予期せず現れるので注意が必要です。

私は、この種のウイルス感染警告は特定のデバイスでのみ発生すると誤解していました。

思い込みは危険ですね(^^;

ただ普通にサイトを閲覧しようとしただけで、こんな事態になるなんて想像もしていませんでした。

まさに恐怖です(>_<)

この体験が、皆さんの参考になり、これ以上の被害が防げることを心から願っています。

私の話が少しでも皆さんの役に立つことができれば幸いです(^^)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆

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